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心が整う。時給1,500円の民泊清掃バイトしてる人にインタビューしてみた

心が整う。時給1,500円の民泊清掃バイトしてる人にインタビューしてみた

こんにちは、民泊清掃業者roomin(ルーミン)代表の籔内滉平(やぶうち・こうへい)です。

ホテルの客室清掃と民泊清掃の違いは?

 前回の記事( http://sidelines.jp/omotenashi )でざっくりと説明はしましたが、民泊清掃はわかりやすく言うと「ホテルの客室清掃」のようなイメージです。具体的にはお風呂掃除、ベッドシーツの洗濯、ベッドメイキング、床掃除、トイレ掃除、食器の洗い物等があります。

 ホテルの清掃と違うのはお部屋にはキッチンがついてて料理ができるようになっているのがほとんどなので、使用済みの食器を洗ったりします。また、ゲストからホストに向けて自国から持ってきてくれたお土産が置いてあることもあります。こういうのを見るとほっこりします。

 また、「綺麗に掃除してくれてありがとう」とか「とてもいい滞在になりました」というメッセージを書いてくれた時はとても嬉しいですし、この仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。

スティーブ・ジョブズも実践した禅からみる掃除の本質

 ここでは「掃除」という仕事の魅力について書きます。

 掃除の一番いい所は心が磨かれるということです。大乗仏教の一つである禅宗(以下、禅とする)でも掃除の重要性が述べられています。座禅が基本的な修行形態です。あのスティーブ・ジョブズも30年間も禅僧に師事したそうです(参考記事 「スティーブ・ジョブズと禅—世界が注目する禅の実践効果」https://www.nippon.com/ja/views/b06101/)。

 

 同記事によると、洗練さを極めたジョブズのモノづくりは禅が背景にあると言われています。

 僕もこれをきっかけに禅に興味を持ち、お寺に座禅をしに行きました。

約40分間無の状態で座り続けるのですが、これがなかなか難しいんです。そのお寺はある駅からすぐ近くにあるので座禅中に駅の構内アナウンスが聞こえたりするのですが、なんと座禅を極めるとそのアナウンスが聞こえないぐらいに心が無の状態になれるそうです。僕はそのお寺の中で一番えらい老師という方に「掃除の本質は何ですか?」と質問しました。

彼は「心を磨くことです」と答えました。

 

これを聞いた時は正直綺麗事に聞こえたけれど、確かに無心に周りのことが目に入らないぐらい目の前のモノを掃除している時は時間も忘れ、最終的にはモノだけではなく自分の気持ちもスッキリするなー!と思い出しました。

無心で掃除をすることによってモノも心も綺麗になる。

この座禅体験から改めて「掃除」という仕事の素晴らしさを感じました。

 

実際に働いている2人にインタビュー!

 では、実際にどんなスタッフが働いているのでしょうか?

気になる方もいると思うので、今大活躍のに2名のスタッフにインタビューしてみました!

【Mさん(20代男性)】

 彼は現在フリーランスで仕事をしながら、昼間の時間をこの仕事をお手伝いしてくれています。

本当に細かいところまで目が行き届き、とても丁寧に報告をしてくれます。

①民泊清掃を始める前のイメージ

 ホテルの清掃スタッフのように決められた日に決められた部屋数を淡々と掃除していくイメージがありました。

 

②実際にやってみての感想

 ホテルのように一件にまとまった建物ではなく、各オーナーさんが所持しているお部屋なので、掃除するにも電車移動がありますし、段取りを考えないと時間がかかるお仕事だと思いました。慣れてくればスムーズにできます。

 それと、この仕事をオペレーションしてくれる方がいますが、掃除する部屋と日にちや時間帯の調整が大変そうだなと思いました。

 この仕事を始めてみて、掃除をしながら無心になって自分と向き合う時間になっているので、新しい発見をしながら楽しみながらやっています。

 

③この仕事から得られることは?

 この仕事から得られるものは、民泊を利用する海外の人たちと自分たち日本人の文化の違いを感じられる点だと思います。

 話題の爆買いをされている中国の方々の部屋にはブランド品の袋が沢山残されてますが部屋の使い方が雑だったり、海外の方でも部屋を出るときにベッドのシーツを整えてゴミもまとめてくれている人がいたりといろんな様相を見られるので面白いです。

 

④民泊清掃アルバイトに興味を持っている方に一言お願いします

 掃除をしてキレイな状態に戻すだけの仕事ではなく、無心になって掃除をするので自分と向き合う時間にもなると思います。掃除を終えた後のスッキリとした気分はとても清々しいので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

【Oさん(20代男性)】

 彼は僕が事業を始めた当初から関わってくれているとても大切なスタッフです。

ゲストのことを一番に想ってお仕事をしてくれるとても信頼のおけるスタッフの一人です。

 

①民泊清掃を始める前のイメージ

「誰かが泊まる部屋を用意する」というより、単純に「誰かが使った部屋を掃除する」というイメージ。

 民泊という言葉を聞き慣れていなかった事もあり、とにかく散らかった状態を綺麗にすればいいという考えを持っていました

 

②実際にやってみての感想

 考えが変わったのは、そこに泊まる人を意識し出してからでした。

 それまでどんな人が泊まるかは全然気にしていなかったのですが、ある時、利用するお客様のほとんどが外国の方である事、日本に楽しく旅行をしに来ている事が多いんだな、と気付きました。

 日本人が仕事の出張でどこかに泊まるのとは訳が違う、海を渡って日本に遊びに来た人が、滞在中過ごす家を掃除するんだな、と。

 そう思った時にどこか身の締まる思いがありました。過ごす家も確かに旅行中の思い出の一つであり、掃除に手を抜いてしまうとそれだけで旅行を台無しにしてしまう可能性がある。そう思ってからは、「とりあえず部屋を綺麗にしよう」ではなく、「どんな部屋に泊まったら嬉しいかな」と、これから泊まる人の事を頭に置いて清掃をするようになりました。

 

③この仕事から得られることは?

 当たり前と言えば当たり前ですが、まず先に清掃技術が得られます。これは普通に日常生活で役立つと思います。

それから少し曖昧な表現になってしまうのですが、色んな事に気づけるようになり、視野が広がる部分もあると思います。

棚のホコリや床の髪の毛、ゴミ周りや水周りのチェック等、細かい部分でのミスが起こりやすい仕事だと思いますので、そういった小さな見逃しを起こさない・見逃しに気づく習慣というものはつくと思います。

それから、「どんな部屋に泊まったら嬉しいかな」という部分を突き詰めて行くと、マニュアルだけでは足りないなと思います。

なので、自分でどこをどう綺麗にするか、モノをどう置いてベッドをどうメイクするかとか、色んな所でマニュアル以上の事を考えることが出来るし、泊まる人の事を考えて清掃出来るようになると、陳腐な表現ですが人として優しくなれるんだと思います。

そこがこの仕事の難しく、面白いところだなと思います。

 

④民泊清掃アルバイトに興味を持っている方に一言お願いします

 僕の上司に当たる方から頂いた言葉で、「お客様の事を考えて掃除が出来れば、結果的に髪の毛が少し落ちていてもきっとお客様は怒らない。けど、それがなんとなく掃除した結果なら悪い意味で絶対に伝わってしまう」というのがあるのですが、これはその通りだと思っています。

この仕事の少し不思議な所で、部屋を掃除するのは清掃員の気持ちだし、その部屋をどう思うかもお客様の気持ち次第なんですよね。

だから如何に綺麗にしてももしかしたら髪の毛たった1本でクレームに繋がってしまうかもしれないし、逆にどこか見落としがあっても、お客様が感じた気持ち次第ではお礼が貰えるかもしれない。

責任重大なようで、でも暖かみに溢れた不思議な仕事だな、と思います。でもこういう考えってきっとどんな仕事でも必ず役に立つ大事な事だと思うので、もし迷っている方は一件清掃に入ってみてはいかがでしょうか。

 

一緒に働いてくれる方募集!

 もしこの記事を読んで、以下の条件に当てはまる方でこのお仕事にご興味がある方がいましたら、ご連絡ください!

・都内在住

・11-16時出勤(基本)

・週4回以上勤務可能

 

ご連絡をいただいた時点で募集枠があれば採用の面接もいたします。

いつも長文読んでいただきありがとうございます^^

 

1990年石川県金沢市生まれ。中学校の時に教師に憧れ上越教育大学に進学する。ある一冊の本に出会ったのをきっかけに教師になることをやめ、飲食の道に進む。その後、ニューヨークへの留学を通して民泊専門清掃事業で独立。

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