治験バイトや治験ボランティアサイトに登録してみた

こんにちは。シノブです。

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高額なアルバイト?ボランティア?「治験」とは

治験というのは医薬品や医療器具の開発・製造に際して、国の承認を得るために、医薬品や器具の「候補」を用いて実際の効果や効き目のテストを行うことを指します。「療の臨床試」の略なので「治験」と言われています。

治験を行えるのは病院の中でも限られていて、医師や看護師、薬剤師の数が十分であること以外にも、治験の結果を審査するための委員会が設置されていたり、緊急の場合にはすぐに必要な処置を行える体制を整えていることなどの条件があります。

高額なものだと1回の治験で50万円以上の報酬がもらえることも

治験の内容自体は様々なパターンがあります。食品やサプリメントのテストで1回3万円程度のものから、2週間の泊まり込みの治験で1回30万円の謝礼金が出るものもあります。中には1ヶ月の長期間に及ぶ入院や通院の案件だと50万円以上の報酬が支払われることもあります。

治験バイトの案件は福岡県など九州が多い?

実際の治験バイトの案件がどんなものかは後ほどご覧頂きますが、何故か、治験バイトの案件は福岡県などの九州のものが多いです。東京都内と同じか、それ以上の数の案件が福岡にあります。それは治験を行う医療センター(厳密には治験バイトやボランティアを募集している病院)等の施設が東京都墨田区や福岡、熊本にあるためです。もちろん他のエリアでも治験は行われていますが、求人としてあるのは、福岡、東京、熊本のエリアが多くなっています。

アルバイトの中でも検索数の多いバイト「治験」

「治験」というキーワードは、実は検索数の多いキーワードなんです。
「治験」単体でも毎月大体3万件前後がネットで検索されています。ちなみに「治験 東京」とか「治験 バイト」とかといった関連キーワードも合わせると、毎月150万から300万くらいが検索されています。

ではここからは、実際に治験バイト・ボランティアの求人を行っているサイトに登録して、どんな求人案件があるのかを見ていきたいと思います。

治験ボランティア予約サイト 「治験案内所」

「治験」のキーワードで検索した時に広告で1番上に表示されたのがこの「治験案内所」。お、登録画面は緑を基調としていて、なんというか清潔感や信頼、安心感のあるイメージじゃないですか。まずはここから早速登録してみて、どんな案件があるのか見てみましょう。名前、住所、生年月日に加えて慎重と体重も入力する項目がありましたよ。シュシュシュっと入力を済ませて登録!
なんだろうこの感じ。別に変なことは書いてないし、求人自体もちゃんと掲載されているんですけどね。使われている画像が「いらすとや」さんというだけで何かこう「闇の深いモノ」に見えてしまう笑
なんだろう、この胸騒ぎ笑
ただよく見てみると、例えば金曜日の夜から月曜日にかけての入院だったり、副業として行うにしても若干行いやすい配慮のある求人もありました。ただやはり高額案件を狙うと、7泊+通院5回とかになるので、副業として行うにはちょっとしんどい案件もありますね。

治験ボランティアサイト 治験リンク

続きまして、こちらも広告で出ていた治験リンク。
治験って、世間ではあまり良くないイメージを持たれているんでしょうか?社会貢献とか、未来の幸せを作るとか、プラスのイメージ訴求が結構露骨だな~と感じました。治験自体は必要なものだと思いますし、協力する人も勿論いると思うんですけど、求人媒体から漂うプラスイメージの訴求が逆になんかこう、胸騒ぎがする笑

求人自体は、治験案内所と似たようなものもありました。治験を行っている病院は限られており、限定公開の案件などでない限りは求人はかぶるのだと思います。6泊+5泊+通院6回+電話確認2回で28万円。

治験の内容にもよると思いますが、採血・採尿・検査の時間以外は病棟内で自由に時間を過ごして構わないそうなので、アフィリエイターの方やPCだけで仕事を完結させられる仕事をしている人であれば、効率のよい収入源になる可能性もあるのかなと感じました。自由な外出は難しそうですが、パソコンや携帯電話の使用は大丈夫そうです。

治験病院で直接募集 医療法人相生会臨床薬理センター

治験の求人は上記2つのような治験求人媒体ではなく、治験を行っている病院独自に出していることもあります。この医療法人相生会は東京と福岡、熊本にも医療施設を持っており、治験案内所や治験リンクに載っている求人のいくつかは、この医療法人相生会で行われるものなのかなと思います。

他の求人媒体と同様に、病院のホームページから治験ボランティアの登録が可能です。病院のホームページだけあり、治験に関する説明や、新しい薬が出来るまでの工程の説明が細かくされていました。これくらい落ち着いている雰囲気のページの方が個人的には親しみやすいです。

登録が完了すると、様々な治験のカテゴリが選べます。治験案内所や治験リンクでは見当たらなかったような糖尿病などの限定的な疾病を持つ人向けの案件や、花粉症・薄毛で悩んでいる方向けのものもありました。中を見てみると、報酬に関する記載は無く、詳細は問合せをしなければわからないようになってました。また、病院のホームページだからか、更新されていない案件や、すでに終了している案件なども載っていました。

治験のアルバイトの相場は日給1万~2万円

一気に3つの媒体に登録して求人を見てみましたが、治験バイトの相場としては大体1日1万円~2万円ほどでした。期間が長期間だったり、募集している対象者が限定的だったりすると、その分払われる謝礼は多くなるようですね。支払い自体は治験完了後10日前後で振り込まれることが多いようです。

パッと見た感じでは、病棟内で自由にパソコンも使えるみたいなので、時間対効果としては優秀な副業になりそうなイメージはありますが、いかんせん治験なので、体への影響もゼロでは無いです。そのあたりを勘案しながら、都合の合う方がいたらぜひお試し頂ければと思います。

2018年4月に治験バイトに申し込んでみます。

サイドラインズは1次情報を主に扱っていくメディアなので、ここで終わるわけにはいきませぬ。家族(嫁)と相談して、宿泊系の案件に申し込んでみようと思います。ご興味ある方は次回までお楽しみに!

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