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せどりと転売に定義の違いは無いが、扱う商品に違いはある

「小売するために小売店から購入をするっていうことは、転売と同じこと?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?「せどり」と「転売」は定義の上では同じことです。

ですが最近は、転売ヤーによる買い占めのニュースを見かけることが増えてきました。悪質な転売ヤーによってチケットや限定品が買い占められるニュースに、憤りを感じる人もいらっしゃるかもしれません。一方で「せどり」がニュースになることはあまり見かけたことがありません。「転売」という言葉の方が認知度があり、ニュースとして扱う場合は意味に明確な違いが無い以上、わかりやすい「転売」に統一しているのかもしれません。ただ元々せどりを行っていた身としては、実態として「せどり」と「転売」にはおぼろげにも違いがあるように感じました。今回はその転売とせどりの違いについて、少し私見を書いていきたいと思います。(僕がせどりを行っていた時期と現在で環境には違いがあるので、破綻している内容もあるかもしれません。あくまでも私見としてご覧ください)

せどりをする人で、チケットを狙う人は会ったこと無い

せどりと一言に言っても、人によって仕入れる商品は千差万別です。新品の家電、中古のゲーム、古本、フィギュアなど様々な品物を仕入れて販売しています。僕が本格的にせどりをしていたのは1年位の間です。その間に上記のような品物は実際に仕入れていました。しかし、よくニュースになるコンサートのチケットや新型iPhone、もしくは有名ブランドの限定品を狙ってせどりをしている人は、会ったことも聞いたことも無かったです。

ニュースになるくらいなので、コンサートのチケットの転売って非常にイメージが悪いですよね。なので人に話すような人は当然いないと思うので、それで表面化していなかっただけかもしれません。ただ、このコンサートチケットや新型iPhone、有名ブランドの限定品などに共通する要素として、せどりをする人が狙わない要素がありました。

せどりは価格・売れ行きの読めないものは仕入れない

せどりをする人って価格のついていないもの=売値がわからないものを仕入れることはほとんどありません。例えば「Amazonでいくらで売れているから」とか「ヤフオクでいくらで落札されているから」等の明確なデータを根拠にして仕入れる商品を選んでいます。Amazonであればモノレートというサイトで過去の売値や売れ行きがチェック出来ますし、ヤフオクはオークファンというサイトで落札の相場を確認出来ます。これらのツールを利用して、仕入れた商品がちゃんと利益を出せるかを確認してから仕入れます。

コンサートチケットやブランド限定品の転売も、それをずっとやっている人からすれば、いくらぐらいで転売できるのか目利きが出来るようになるんだと思います。ただ規格品と違って、過去に何回も同じ商品が販売されているわけではないので、過去の販売価格や売れ行きのデータはほぼゼロです。せどりをしている人で、そこを敢えて狙って仕入れる人は、やはりほとんどいませんでした。

発売から日が浅く、希少性の高いものも仕入れの対象にはしない

「価格・売れ行きの読めないものは仕入れない」っていう文脈と少し被りますが、発売してから日が浅く、希少性が高い品物も、せどりでは仕入れの対象にすることはあまり無いように思います。例えば新型のiPhoneだったり、数年前に子どもたちの間で大流行した妖怪ウォッチなどですね。

そういった商品は行列に並んで整理券を入手しなければいけなかったり、行列に並んだ上で抽選が行なわれたりするので、時間対効果があまり良くないと認識していました。(妖怪ウォッチを卸問屋から仕入れたことはありましたが)せどりをしている他の知り合いも同様に、iPhoneや妖怪ウォッチを仕入れている人はいませんでした。

せどりはAmazonで売れないものは仕入れない

せどりをする人の大きな武器になるのがAmazonです。AmazonのFBAというサービスは、AmazonをプラットフォームとしてECサイトを運営できるサービスです。販売したい商品をAmazonに納品することで、購入者へ商品を送る際の梱包、発送、決済、返品対応まで全てAmazonが代行してくれます。そしてFBAを利用することでAmazonプライムの対象商品として販売が出来るので、FBAを利用しない販売者に比べて非常に商品が売れやすくなります。

副業でせどりを行っている人にとって、大量の品物を仕入れて、注文が入る度に一つひとつダンボールに梱包して、宅配業者に依頼して発送して、決済の確認をして、万が一の場合には返品の対応もして、となるとかなり大変な作業です。それを代行してくれるFBAは大きな武器になります。

ですので多くのせどらー(せどりをする人のこと)にとっては、Amazonで販売できる品物を仕入れる、というのが大前提になっています。Amazonではコンサートのチケットを個人が販売することは出来ません。チケットストアというサービスを行っていますが、既存のAmazonのように個人も販売できるシステムではありません。

またブランドの限定品などは、販売できる可能性もありますが、企業からの申し出で、個人での販売が突然禁止される場合があります。たとえ仕入れて販売したとしても、販売出来なくなってしまうというリスクが大きいのです。

とはいえ、せどりと転売に定義として明確な違いは無い

とはいえ、せどりと転売には定義としての明確な違いはやはりありません。狙う商品が人によって異なるだけで、せどりと転売の違いではありません。意識しすぎる必要もあまり無いということになります。

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