【メールマーケティング】Gメールのプリヘッダーテキスト上にボタン?

先日、Gメールの受信メールの一覧を眺めていたら、プリヘッダーテキストのはじっこにボタンがあるのに気づきました。スマホのブラウザやGメールアプリではこのボタンは表示されておらず、PCでのみ表示されるようでした。以下が自分のPCのGメールの受信BOXのキャプチャです。

Gメール プリヘッダーテキスト ボタン

メールのプリヘッダーテキストの右端にボタンが。下のメールは中国語?の表示のボタンもありました。

細かな検証は行えないので、メールマーケティングとしての印象や所感を少し書いていきたいと思います。

プリヘッダーテキストのボタンのクリック時に開封判定がある

試しにこのボタンをクリックしてみましたが、しっかりとAmazonのページに遷移しました。その際に未読のチェックが消えたので、ボタンのクリックと同時に開封の判定もされるようです。メルマガ配信サーバ側で計測ができるかは未確認です。ビーコンとかで開封率取るのが一般的だと思うんですが、果たしてそれは計測されるのか・・・。

ユーザーとしては無駄な手間を省けて嬉しい?

メールのタイトルと送信者の名前を見ただけで内容が察せるようなメールであれば、ユーザーの無駄なアクションを省けるのでメリットがあるのかなと思います。いちいちメルマガを開封して該当のリンクとかボタンを探してページに遷移してっていうのは、既に慣れ親しんだ作業を行う場合には手間になりますしね。

プリヘッダーテキスト上のボタンが目立つので
単純にアイキャッチの効果もありそう

Gメールの受信ボックスをさっと眺めてみても、今までに無かったボタンが表示されているので、単純に目立ちますね。受信BOXには入れているけど開封もせずにアーカイブしたりしていた読者には、アイキャッチとしての役割を果たすこともあると思います。ただ現在はこの方法に真新しさがあるから目立っているだけで、この手法が一般的になってきたらそのアドバンテージは無くなりますね。

使い方を間違えなければアクションは増やせそう

ユーザーにとっての無駄を無くし、単純に目立つっていうのはサイトへの導線としては優秀だと思います。ただ使い方を間違えてしまうとあまり効果が出ないかもしれません。

このボタンはユーザーにとってクリックした先で何をするかのアクションが明確に認識出来ていないと意味がありません。今回のAmazonのように在庫を補充するという明確なアクションと、それによって得られるものがユーザーも認識が出来ていないと、クリックされることも無さそうかなと。例えば「ブログを読む」という曖昧なアクションだと若干弱いですよね。アクションは明確ですが、ブログを読むことで何が得られるのかが伝わりきらないので、既にファン化している読者じゃないとあまり意味が無く、そもそもファンであればメールも開封してくれる可能性も低くは無い思うので、その効果はちょっと微妙かなと。

以上、Gメールのプリヘッダーテキスト上のボタンに関して少し書いてみました。また他に情報が分かり次第、追記して参ります。

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