ビットコインのマイニング事業のお誘いを受ける!副業としてあり?なし?

こんにちは、奈良大輔です。
(自己紹介の記事はこちらになります)

今回は、仮想通貨についての副業&投資案件について書いていきます。

知り合いからビットコインのマイニング事業についてお誘いのメッセージをもらう

「ビットコインのマイニングに興味ありますか?」

というメールを、
みなさんは受け取ったことはありますでしょうか?w

今回、知り合いから、
ビットコインのマイニング事業についてのお誘いを受けました。

どんな勧誘を受けたのか、
自分はどう感じたのか、
マイニング事業の将来性についての個人的所感など、
今回の記事でまとめていきます。

Facebookで久しぶりの知人からお誘いメッセージをもらう

「大輔さん、ビットコインのマイニングに興味ありますか?」

というメッセージが、
知り合いからFacebookで送られてきました。

普段、ブログでビットコインについて書いているので、
声をかけてきたのだと思います。

純粋に興味はあったので、「あります」と回答。

お話だけでも聞きませんか?という流れになって、
会うことになりました。

カフェで会う約束をする

お誘いしてくれた方は、
以前、「自分らしい生き方をする!」という、
3ヶ月のグループコンサルティングで一緒の受講生だった方で、
4人の子供がいるアラフィフ女性です。

久々に会うので、近況も話せたらいいかなと思っていたら、
当日、「マイニングに詳しい人がいるからご一緒させていただきますね。」
というメッセージが届く。。

「なんかちょっと怪しいかも。。。」と思ったり、
「忙しい中時間をとってるのに、変な勧誘だったらやだなぁ」と思ったりしましたが、
仮想通貨系の怪しい勧誘だったら、
記事のネタとして、サイドラインズに書いたり、
ブログに書いてみたりすればいいかと思って臨みましたw

カフェでまずはビットコインの概要を聞く

誘ってくれた知人の方は遅刻で、
マイニングに詳しいKさんと自分のマンツーマンでのスタートとなりました。

Kさんは、自分の知人とはママ友で、アラフィフの女性。
大粒の真珠が連なったネックレスをしていて、
ちょっとバブリーな印象の装いでした。

過去、貴金属の会社を経営していたり、
現在、Airbnbでのゲストハウス経営をしたり、
アクティブに活動されているそうです。

1年前に10ビットコイン買って、
仮想通貨投資をスタートして、
そのタイミングでマイニング事業も始めたようです。

話は、Kさんの自己紹介から始まって、

・ビットコインとは何か?
・マイニングとは何か?
・ビットクラブについて
・雑談

という流れで進んでいきました。

ビットコインは2008年に始まった

最近、仮想通貨・ビットコインが流行していますが、
そもそもビットコインとは何でしょうか?

始まりは、2008年10月。
中本哲史(Satoshi Nakamoto)がインターネット上に、
「ビットコイン:P2P 電子マネーシステム」という論文を発表しました。

論文に基づいて、2009年1月に、
ビットコインの理論を実現するソフトウェアが公開されて、
すぐにビットコインの最初の取引が行われました。

さらに約1年後の2010年2月、
ビットコインの両替ができる最初の取引所が誕生。
2010年5月、現実社会でビットコインを使った決済が行われています。

「ピザ2枚=1万BTC」だったそうです。
現在価格に換算すると、200億円!!

ブロックチェーンで全ての取引が記録されている

仮想通貨に組み込まれた技術で、
コアとなるのが「ブロックチェーン」です。

ブロックチェーンは、記録台帳です。

一定期間の取引のデータの塊がブロックで、
それがチェーンのように連なって、
全ての記録が保管されているので、
ブロックチェーンと名付けられています。

ブロックチェーンの特徴は、分散台帳です。

取引記録のデータベースを、一ヵ所で管理(中央管理)するのではなく、
同じデータベースを、多くの場所で保持しながら管理(分散管理)することで、
データの改ざんを防ぐ仕組みとなっています。

ビットコインは金(ゴールド)をデジタル化したもの

ビットコインは金(ゴールド)と似ています。

まず、ビットコイン自体は、有限です。
2100万枚が発行上限として定められています。

つまり、金と同じで、地球上で有限な量しかなく、
有限という性質が同じです。

希少価値がある、劣化しない、採掘にコストがかかる、
という点で、ビットコインと金(ゴールド)は共通点があり、
ビットコインは、金(きん)をデジタル化したもの
「デジタルゴールド」と呼ばれることがあります。

Kさんは、元貴金属事業をやっていたので、
金と同じ仕組みで価格がつくビットコインという仕組みに、
将来性を感じて投資を決めたと言っていました。

マイニングでビットコインを手に入れる仕組み

マイニングとは、ビットコインの採掘作業で、
新しく発行されるビットコインを報酬として得る作業となります。

ビットコインは、現在、約10分に1度、
12.5BTCが新規発行されています。

マイニング作業は、ビットコインの取引の際に、
取引に不正がないかの確認作業をPCを使って手伝ってくれた人に、
お礼として新規ビットコインが支払われる仕組みになっています。

マイニング事業は大量のスーパーコンピューターが必要

ビットコインのマイニング作業に必要な計算式はとても複雑で、
スーパーコンピューターを大量に使って計算がされています。
現状、個人のPCでは全く太刀打ちが不可能な状態です。

マイニング事業は、法人によって、
スーパーコンピューターの調達、稼働させるための電気代や維持など、
多額の初期コストと維持コストをかけて、
マイニング報酬を得る形になっています。

ビットクラブは世界トップ10に入るマイニンググループ

今回のお誘いは、
個人では参入できないビットコインのマイニング事業について、
「ビットクラブ」というグループに出資することで、
やってみませんか?という話でした。

ビットクラブは、
ビットコインマイニングの世界シェアで約3%を担っているグルーブです。

https://blockchain.info/ja/pools

上記のリンクから、マイニングの世界シェアの割合をチェックできます。
bitclub networkは、現在で世界で10位以内のシェアを持っています。

また、常にトップレベルにランクインしている企業で、
「AntPool」と「BitFury」があります。

「AntPool」は、
マイニングマシンを開発している企業のマイニングチーム。

「BitFury」は、
コンピュータの心臓部であるチップを開発している企業のマイニングチーム。

ビットクラブネットは、「AntPool」と「BitFury」と業務提携して、
最新のマシンを優先的に使用できるとのことです。

ビットクラブに出資して、マシンを1000日間レンタルする

個人がマイニング事業に投資できるように、
一定の金額を出せば、1000日間、マシンのレンタルをすることができて、
マイニング成果のビットコインを報酬として獲得できる。
という仕組みになっています。

1口500ドルからのスタートで、
1番条件の良いプランは、1口4000ドルとなっています。

500ドル(5万円)から始められるけど、
儲かる条件を整えるには、
4000ドル(40万円)のプランが強くオススメ、
という、絶妙な値付けになっていますねw

マシンが売り切れるから早めに入会したほうが良いと言われる

マイニングすれば儲かるよ!
という直接的な言葉は避けていたように思いますが、
仮想通貨の市場が熱いことを伝えられたり、

また、マイニング機器の調達に限りがあって、
数ヶ月前には売り切れの状態だったから、
興味があるなら早めに決断したほうが良い。
と伝えられました。

営業において、
「今、決断すべき理由」ってとても大事ですよねw

マイニングは中国が圧倒的に強い

簡単にですが、マイニングについてのニュースなどを調べてみました。

AntPool、BTC.TOP、BTC.com、F2 POOLなど、
中国系企業でした。

上位のマイニングプールは中国が占めています。
中国内陸部では人件費も低く、
高地の環境で、機器の冷却にも有利なようです。

GMOがマイニング事業に参入

GMOインターネットが、
ビットコインのマイニング事業を2018年から始めるようです。

仮想通貨の採掘(ビットコインマイニング)事業に参入 ~ビットコインの健全な運用で“国境のない新たな経済圏”の発展を担う~

人件費の低さでは中国に到底及びませんが、
機器開発の技術力では十分戦えると算段はしているようです。

ただ、先行者優位も大きい状況なので、
マイニング事業単体での儲けるのではなく、
取引所事業や決済サービスが収益のメインとするのではないでしょうか。

ビットコインのマイニングは先行者と大企業が儲かる

ビットコインマイニング事業の将来性について、
客観的なデータに基づく推論は難しいです。

個人の主観になってしまうのですが、
すでに、権力者に覇権は取られていて、
末端の人が利益を得ていくには厳しい状況と思われます。

現在のマイニングトップチームが揃える機材は豊富で、
後発のチームが追いかけるには厳しい状況でしょう。

ビットコインのマイニング量は減り、
マイニング難度は高くなっていき、
同じパフォーマンスでは、
マイニング報酬は減っていく傾向にあります。

マイニングのマシンレンタルに40万円をかけるより、
仮想通貨関連であれば、
ビットコインを買ったり、
その他の仮想通貨に投資するほうが、
投資効率が良さそうだと考えられます。

お金は仕組みをつくった人に流れていく

自分が払う40万円は、どこに行くのか?

ビットクラブでは、
マイニング機器の購入費、維持費だけでなく、
紹介した人の報酬、紹介した人を紹介した人の報酬など、
ねずみ講的に、上位レイヤーの人が儲かる仕組みになっていました。

ビットコイン価格は上がっていますが、
マイニング報酬は減っていく傾向の中、
新規のメンバーの紹介手数料を稼ぐ仕組みは、
上位レイヤーの人は儲かりますが、
末端は疲弊して稼げないモデルではないでしょうか。

お誘いは、見送ることに決めました。

今回はあくまで、自分が客観的に聞いた情報からの判断です。
マイニング事業が「すべて怪しい!」という訳ではありません。

・自分が注力すべき投資や事業は、「どんなお金の流れになっているのか?」
・長期的に見て、win-winで成り立つビジネスモデルなのか?

など、情報をしっかりと聞いて、
周辺情報を調べて、
自分でしっかり見極めることがとても大切ですね。

1 COMMENT

アバター サカタユウコ

先日から、面識のないLINE仲間から、マイニング投資をすすめられています。私はビットコイン取引経験者ですが、今はやめています。マイニングシティという新規業者が日本支社を立ち上げたばかりなので、分配も良いので早めに参加しては?との話。紹介制です。似たような案件が多いようですね。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です