こんにちは、奈良大輔です。
(自己紹介の記事はこちらになります)
みなさん、コーヒーは好きですか?
芳しく個性的な香り、
苦味・甘味・酸味が一体となる複雑な味わい、
カフェインの高揚感、
素敵な飲み物です。
私は3年間、カフェ&コーヒー豆自家焙煎の会社に勤務していました。
仕事をする中で、個人としても、
コーヒーワークショップやワンデイカフェの主催をしてきました。
今回は、前編・後編に分けて、 コーヒーを副業にしていきたい人のために、
マネタイズするためのステップについて紹介してきます。
前編では、
・どんな人が向いているのか?
・どんなマネタイズの方法があるのか?
・どんな知識やスキルがあると良いのか?
コーヒーを副業にするのは意外とハードルが低い
コーヒー × 副業は、とても相性の良い組み合わせだと感じています。
気軽にお金を払う人が多いから、
マネタイズのハードルが低いことは特徴の一つです。
人は、自分が理解できることや、経験したことがあることには、
気軽にお金を払います。
コンビニコーヒーって気軽にお金を払いますよね。
カフェチェーンやファストフード店でも気軽にコーヒー代を払いますね。
コーヒー代を支払うことって、
多くの人にとって気軽な行為だったりするので、
あなたが副業でコーヒーを扱ってサービスを出しても、
気軽にお金を支払ってくれる人の数は多いため、
マネタイズのハードルは低いと言えます。
コーヒーは、身近な飲み物として、
様々な種類を楽しむことができるけど、
詳しい知識や味の違いがいまいち分からなかったり、
こだわりの一杯の抽出には手間がかかるため、
そこもマネタイズしやすい要素となっています。
「コーヒーが好き!」という熱意にある人に向いている
コーヒーを副業にするために一番大切な条件は、
「コーヒーが好き!」という熱意です。
とにかく収入を増やすことが目的で、
稼げる副業に力を注ぎたい!
という場合は、残念ながらコーヒーは向いていないです。
収益性の高い他の副業を検討しましょう。
好きなことを副業にすることで、
充実した時間を過ごし、
スキルや人とのつながりを手に入れつつ、
収入もプラスになることがしたい!
という場合は、コーヒーはとても良いツールです。
コーヒー好きが、コーヒーをマネタイズする3つの方法
今回、自分が紹介するマネタイズの方法は、
・イベントに出店する
・コーヒーを淹れるワークショップをやる
・ネットで自家焙煎コーヒー豆を販売する
です。
これらは、平日夜や週末など、
本業以外の時間を使って活動できます。
本業の気分転換として、
趣味の延長線上として、
作業の時間を活用することができるので、
時間の使い方として、一石二鳥な副業です。
サラリーマンをしながらの副業にもピッタリです。
コーヒーマニアになろう
コーヒーを副業とするためには、
まずはコーヒーについて詳しくなる必要があります。
自分自身が提供するコーヒーについて知識を深めることで
自信を持ってコーヒーを提供することができるようになったり、
お客さんとコーヒーのコミュニケーションを一層楽しめるようになります。
トップクラスに美味しいコーヒーを体験する
コーヒーマニアになるための最初のステップとして、
トップクラスに美味しいコーヒーを体験することがオススメです。
ただ、コーヒーの世界がシンプルでない部分として、
「これを飲んでおけば、最高のコーヒーを体験したことになります。」
という、明確な一つの正解がありません。
素材へのこだわり、
焙煎へのこだわり、
抽出へのこだわり、
各分野にそれぞれのスタイルがあり、
最高は一つではないです。
自分の好きなスタイルのコーヒーを知る
最高のコーヒーにはどんなスタイルがあるのか?
独断ではありますが、
4つのスタイルに分けて、
それぞれのオススメのお店を紹介していきます。
(自分が行ったことのあるお店限定です。)
レトロな喫茶店の深煎りスタイル
コーヒー豆を深く焙煎することで、
焦げたの苦みのインパクトと、
その奥にある甘みを楽しむのが、
レトロな喫茶店の深煎りスタイルです。
2013年に閉店してしまいましたが、
大坊珈琲店は、深煎コーヒーの伝説的なお店でした。
自分が体験した中では、
京都のKAFE工船が印象に残っています。
オオヤミノルさんの深煎りに対するこだわりもしびれます。
レトロな喫茶店の浅煎りスタイル
苦みがなく、フラットで飲みやすく、香り高い。
酸味がキツくなくて、丸い。
レトロな喫茶店の浅煎りは、こんな特徴があります。
都内のカフェで、知名度の高いお店として、
クルミドコーヒーやカフェマメヒコといったカフェに、
コーヒー豆を卸している菊地珈琲は、
レトロなこだわりの浅煎りコーヒーという印象です。
北海道・札幌にあります。
自分もいつか行ってみたいです。
クリーンな深煎りスタイル
高品質な素材(生豆)の調達を最も大事にする中で、
深煎りしても、個性がしっかり残る素材を、
焦げの苦みに支配されることなく、
個性を引き出し、丁寧に深煎りしたスタイルのコーヒー。
自分の以前の勤務先ですが、
堀口珈琲はとてもレベルが高いです。
深く煎るけど、苦みが柔らかく、
場合によっては、深煎りの苦みとともに、
ジューシーな酸味もほのかに感じられるコーヒーもあります。
生豆の調達と、
個性を引き出す焙煎は、
業界トップクラスのこだわりだと思います。
サードウエイブ系の浅煎りスタイル
高品質な素材(生豆)の個性を楽しむためには、
深煎りして焦げた苦みを引き出すより、
浅煎りで香りを楽しもうというコンセプトのコーヒーです。
生豆ほんらいの個性や香りを最大化するため、
ときに、キツイくらいの酸味が現れるくらい、
浅い焙煎に仕上げることもあります。
インパクトのある、ジューシーなコーヒーを楽しめます。
サードウェーブの代名詞とも言える、ブルーボトルコーヒー。
エッジの効いた浅煎りを体験できます。
NOZY COFFEEも、
シングルオリジンコーヒーの魅力をわかりやすく伝える、
浅煎りの焙煎が多いお店です。
器具を調達して練習する
ペーパードリップが定番の抽出方法です。
手軽・すっきり仕上がる・抽出の見栄えが良い・器具の持ち運びも容易、
というメリットがあります。
イベント出展したり、コーヒー講座をやるときにオススメなので、
ぜひ練習しましょう。
コーヒー専門店で実施している抽出の講座に行ってみるのも、
とても良いですね。
コーヒーのスキルと知識をマネタイズしよう
好きなスタイルのコーヒーを見つけ、
色々飲みながらコーヒーの種類について学んだり、
コーヒーを淹れる練習を重ねたら、
次は身につけた知識とスキルをマネタイズしていきましょう。
知識とスキルに一工夫を加えれば、
サービスとして十分成り立っていきます。
イベント出展してコーヒーを販売しよう
イベント出展して、
ハンドドリップコーヒーを提供すれば、
1杯300〜500円くらいの金額で人は集まってきます。
例えば、こちらの高尾神社例大祭-蚤の市。
妻の地元(近所)で毎年行われている、神社のお祭りイベントです。
2500円〜で飲食のブース出展ができます。
こういう機会は、副業マネタイズのステップにもとても良いですね。
去年は、夫婦&友人でブース出展して、
コーヒーやフード、雑貨などを出展しました。
コーヒーワークショップをやってみよう
飲み比べは、エンターテインメントとしてとても良いです。
一人では、飲み比べるためのコーヒー豆を調達するのが大変。
人数を集めて、飲み比べると、とても勉強になります。
自分は、コーヒーの飲み比べや淹れ方の講座を企画して、
個人のSNSやストアカ(ストリートアカデミー)で集客してきました。
ストアカはおすすめで、講座の開催を重ねると、
興味ある人が「受けたい」のボタンを押してくれたり、
参加者からレビューがついたり、
企業研修の話が来る可能性もあったり、
広がりが生まれます。
自分は、ストアカにて下記のような形で講座をやっています。
世界のコーヒー 飲み比べ&淹れ方講座
自家焙煎コーヒー豆を販売してみよう
自分でコーヒー豆を煎って、
それをネットショップで販売することも、
一昔前よりかなりハードルが低く、実施することができます。
baseというWEBサービスを使えば、
出店料は無料ですぐにオンラインショップを開設することができます。
知り合いで副業でコーヒー豆の自家焙煎の販売をしている方は、
baseを使ってシンプルに出店しています。
nudiebeans
こちらも知り合いがbaseを使って出店しています。
本業のコーヒー屋さんに見間違うような良いサイトですが、
彼も副業としてコーヒー販売をやっています。
FUCURAMU COFFEE
イベント出展、ワークショップ企画、自家焙煎コーヒー豆の販売について、
それぞれの具体的な方法とステップについては、
次の記事でさらに詳しく書いていきます。