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教師志望だった僕が民泊清掃で起業した経緯②-1ヶ月のニューヨーク放浪

教師志望だった僕が民泊清掃で起業した経緯②-1ヶ月のニューヨーク放浪

前編を読んで無い方はこちら▼
http://sidelines.jp/profile-yabuuchi/

で、何やるの?

 起業したいと思ったのはいいものの、起業したこともなければビジネスのことは何もわかりませんでした。何かを始める前に自分ともっと向き合いたいと思いました。そこで思いついたのが旅です。旅をすることによって自分と向き合える。これは大学四年生の時にインドに行った時に感じたことです。

 そこで、私はアメリカのニューヨークが好きだったのでニューヨークに1ヶ月間行くことにしました。

 

なぜニューヨークか

 なぜニューヨークを選んだかを書くと長くなりそうなので、テーマを分けました。実は私は大学時代にブレイクダンスやDJを始めました。ブレイクダンスやDJ、ラップやグラフィティアート(スプレーによる壁画アート)をまとめてヒップホップと呼ばれています。その起源がニューヨークにあることから、ニューヨークが好きになりました。

 私がヒップホップをなぜ好きになったかと言うと、起源がおもしろかったからです。例えばブレイクダンスは、ギャングが殺し合いをしていたのをやめるために「争いをダンスで解決しよう」という想いからできました。ラップもそうです。「銃やナイフによる殺し合いではなく、口喧嘩のスキルで解決しよう」という想いからできました。それが時代を越え、国境を越え、人種を越えていまでは世界中に広がっています。

 そんな素晴らしい文化を作ったアフリカバンバータさんはすごい!!と思い、彼に会いに行きたくなって会いに行きました。そしたら会えたんです。UNIVERSAL ZULU NATIONというアフリカバンバータさんのヒップホップ組織があるのですが、そこが主催するヒップホップイベントに行ったら彼に会うことができました。こんな素晴らしい文化を広めてくれてありがとう。そう伝えられたのがとても嬉しかったです。

 てっぺんの大嶋社長の時もそうでしたが、自分が伝えたい想いを日本中や世界中に広める事は素晴らしいことだと思いました。私も「自分にしかできないことを極めて世の中に発信したい」と思いました。そして、誰かの役に立った時に「籔内さんに出会ってよかった。これを広めてくれてありがとう」と言ってもらえたら嬉しいだろうなと思いました。お金を稼ぐことももちろん大事ですが、それよりも私がきっかけでたくさんの方が笑顔になること、人生が変わることをやりたいなと強く思った瞬間でした。

大好きな地で自分と向き合って

 そんな大好きな地で1ヶ月を過ごしました。もちろん空いた時間で自分と向き合う時間を作りました。ニューヨークの街を歩きながら、川沿いを歩きながら考えました。「自分は何がしたいのか?」「どうなれば自分は幸せか?」世の中には色々な仕事があるし、選択肢もいっぱいある。選び放題。今すぐ日本に帰ることもできるし、このままあと一年ニューヨークに滞在することもできる。実家に帰ることもできれば東京にそのまま残って雇われ続けることもできる。

 じゃあどうするか?その時出た答えは「自分が好きなことでお金を稼ぎたい」でした。自分が好きなことは自分も楽しいし、それで人が幸せになってさらにお金ももらえるなら最高じゃないか、と思ったのです。ニューヨークでの体験は自分にとって本当に貴重な機会になりました。

思わぬチャンス

 一応、ニューヨークでは仕事はしていましたが、全て現地での生活費に消えていきました。ですので、そこから帰国しアルバイトをしながらまたお金を貯めていました。当時は日払いの仕事をしていたのですが、お金がなさすぎて現場に行く交通費すらなく自動販売機のおつりのところをあさっていました(笑)。今思い返すといい思い出です。

 せっかくニューヨークで決意したのに、自分は何をしてるんだ。このままじゃいけないと感じました。何か始めなきゃいけない。そんなタイミングで私の知り合いから声がかかりました。「今掃除の仕事の人が足りていなくて、手伝ってくれませんか?」と。僕はこの時ビビッときました。僕は掃除が大好きなので、これを仕事にできたらいいなとは思っていました。そして、ニューヨークに行った時に決めた「自分が好きなことでお金を稼ぎたい」まさにこれじゃないか!! と思い詳しく話を聞くことにしました。

 

好きなことを仕事に

 そこで、彼は民泊ビジネスをやっていることを知りました。まずそこで民泊という言葉を初めて聞きました。民泊とは、マンション等の自宅を宿泊施設にするビジネスです。そのビジネスがうまくいってて予約が殺到しているので部屋を掃除する人が足りていないから手伝ってほしい、とのことだったのです。僕は早速現場に入り、掃除を体験しました。実際にやってみて、「なにこれ、めちゃくちゃ楽しいじゃん!!」と思いました。

 仕事の内容のイメージとしては、ホテルに泊まったお客さんがチェックアウトした後の客室清掃の仕事です。これがホテルではなくアパートやマンション、一軒家だったりします。一般的には掃除という仕事は3K(きたない、きつい、きけん)と言われてきましたが、私にはそれが楽しくて仕方ないのです。自分が好きなことで人の役に立てて、お金がもらえる。この楽しさを体感した瞬間でした。仕事は比較的最初からたくさんありましたので、集客には特に困りませんでしたし、とにかく毎日が楽しくて仕方ありませんでした。紹介された仕事とは言っても、自分が代表として社会の役に立つことができてとても爽快な感覚でした。どうせやるならこの仕事をもっと大きくしたいと思い、事業を拡大していこうと決意しました。

1990年石川県金沢市生まれ。中学校の時に教師に憧れ上越教育大学に進学する。ある一冊の本に出会ったのをきっかけに教師になることをやめ、飲食の道に進む。その後、ニューヨークへの留学を通して民泊専門清掃事業で独立。

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