システム開発っていくらかかるの!?現役SEさんに相談してきた

こんにちは。シノブです。

仕事をしていると、「こんなサービスがあったら良いのになぁ」っていうアイディアが浮かぶこと、結構ありませんか?僕は副業でメルマガを発行しているんですが、その中で「ここがこうなってたら便利なのになー」とか「こういう使い方が出来たら最高」っていうのがポコポコ出てきます。中でもメルマガの配信サービスに関しては色々と思うところがあり、「自分で作ってみたらどうだろう」という考えが日に日にましてきました。今回はその作りたいサービスについて現役のSEさんに会って質問してみたのでその内容をご覧いただこうと思います。何かサービスを作って起業したいとか考えている人にとって、多少でも参考になればなと思います。

メルマガ配信サービスを作りたい

僕が今作りたいと思っているサービスはメルマガの配信サービスです。どちらかというとtoCの。メルマガの配信サービスって、到達率を高めるためにハード面で出来ることは結構煮詰まっている感があるるんですが、送り手が使いやすいUIとか、慣れない人でも操作しやすいように細々したところに先回りしたり、アラートを挙げたりするのがまだまだ出来ていない部分があると思うんですよね。そこってまだまだ改善したらみんな喜んでくれるんじゃないかなって思うんです。個人的一番やってみたいのが「スマホで制作から配信設定まで出来るメルマガ配信サービス」です。それ以外にも色々とやりたいことはありますが、まずはコレを絶対にやってみたい。

作りたいサービスについて、堀江貴文さんに質問してみた

堀江貴文さんの有料メルマガを購読しているんですが、そこで今回僕がやりたいと思っていることを質問してみました。実は前職を辞めて独立するキッカケになったのも堀江さんのゼロを読んだからでして、半分験担ぎみたいなところもありました(・∀・)今回も吉兆を頂けるのか・・・!

堀江貴文さんにした質問内容。質問内容考えるだけで1時間くらい使った。

このQ&Aのコーナー、質問の内容によっては結構バッサリとやられているので、堀江さんに対して何を聞きたいのかを何回も考えて質問してみました(・∀・)返答が来るのは次回のメルマガ。毎週毎週これやってる堀江さん凄いなって思う。そして頂いたお返事が以下。

堀江貴文さんからのお返事きた。おっしゃー。

うん。決定だ。やろう。

仲の良い先輩SEのKさんにシステム開発のことを聞いてみました。

幸いにも僕の前職が渋谷のITベンチャーだったので、システムエンジニアの先輩方が多く今までも色々と相談させてもらっていたのですが、今回もメルマガの配信システムに関して先輩のKさんにお時間を頂いてヒアリングさせて頂きました!

メルマガ配信システムはどうやって作るの?

シノブ

KさんKさん、メルマガ配信システム作りたいんですけど、どんな感じで作っていくもんでしょうか?
センドグリッドとかAWSのサービスを使えば割りとカンタンに作れると思うよ

Kさん

シノブ

おおー頼もしい!色々調べててその名前は聞いたことあるんですけど、それってどんなサービスなんです?
メール配信のクラウドサービスだね。最近のメルマガ配信の主流になってきているよ。

Kさん

シノブ

クラウド。てことは自前でサーバ立てて運用していくのとはちょっと違う感じですか?
そうそう。サーバもサービスの中に含まれていて、あとは開封率とかクリック率の計測の仕組みとか、メルマガ配信で必要になりそうな機能をパッケージにしたサービスかな。最近はね、自前でサーバ立ててやるっていうのはあんまり聞かないかな

Kさん

シノブ

なるほど!ありがとうございます!メール配信のクラウドサービスって結構あるんですか?
そだねー種類は多くあるけど、主要なところはAmazon SESとかセンドグリッドとかかなー

Kさん

シノブ

おおーそうなんですね。今回って自社のメルマガ配信システムを作るんじゃなくて、サービスとして第三者に提供するシステムを作りたいんですけどそれもいけるんです?
うん。大丈夫よ。ただセンドグリッドはハードルが高そう。自社のメルマガ配信サービスの裏側として使うなら良さそうだけど、サービスとして第三者に使わせるとかだともしかしたらNGかもしれないね。その点はAWSの方がハードルは低そうだよ。

Kさん

シノブ

あ、それはバウンスとかでサーバがスパム判定食らっちゃう可能性とかのリスクがあるから、センドグリッドはもしかしたらそういう使い方はNGかもしれないっていうことですか?
そうそう。そういうこと。でも懸念点はそれくらいで、あとは多分やりたいことは全部できそうだよ

Kさん

シノブ

なるほど!Kさん頼もしいっす!

僕はもてっきり時前でサーバたてて、そこでイチから開発をしていくもんだと思っていたんですが、今は色々便利なサービスがあるんですね~。今回はAmazon sesを基幹のシステムとして、そこに欲しい機能やシステムを開発してくっつけていって、サービス化するという流れで進んでいきそうです。

サービス用のシステム開発っていくらかかるの?

シノブ

サービスの基幹システムと進め方はなんとなくわかりました!大体で良いので予算を考えていきたいのですが、どうしたら良いですか?欲しい機能を挙げていったら良いですか?
そうだね。欲しい機能は改めて教えて欲しいけど、結局はエンジニアがどれくらい稼働するかで金額が決まっていく感じかな。今回聞いた感じだと、おそらく4ヶ月位あればシステムの開発自体はできそうだから、単月100万と考えて400万あればいけるんじゃないかな~

Kさん

シノブ

おお、金額自体は結構高いけど、ぶっちゃけ1000万くらいを覚悟してたので、ちょっとホッとしました笑
多分サービスとして運用していく中で、機能は追加していくじゃん?そしたらもっとかかるけどね。一旦配信機能だけ先に作ってローンチしたいっていうのであれば、逆にスタート段階ではもう少し安くできるかもよ。欲しい機能を最低限に絞ってまずはリリースするっていう進め方ね。

Kさん

シノブ

それが一番ありがたいですね。多分実際に運用していく中で今のプランってほとんど残らないような気もしますしね(・∀・)

サービスを作るまでの金額は思った以上に費用は抑えられそうですね。個人的には60%くらいの状態でもリリースできるならリリースしたいと思っていたので、願ったり叶ったりな気もしています。ただそこから機能追加したり、機能を100%にもっていこうと思ったらやはり費用かかりそうですね。 ちなみにエンジニアさんの単月(1ヶ月)の費用ですが、100万円っていうのは普通の相場です。150万円/月の人とかも結構いらっしゃいます。今はエンジニアさんが慢性的に不足しているので、このくらいの費用はやはりかかりますね。

開発したサービスの運用にかかる費用は?

シノブ

システムの開発が終わって、一旦サービスをリリースしたとして、運用の費用ってどう考えていけばよいでしょう?
システム関連でっていうことで言えば、クラウドサービスの月額利用料と、バグが出た時のエンジニアさんの稼働費かなー。バグはどんなシステムでも絶対に起こるから、1回あたりいくらっていう契約できるエンジニアを探しておくか、もしくは自社で採用するかだね。

Kさん

シノブ

そうですよね。自社で採用出来たらありがたいんだけど、単発でも対応出来る人をまずは探してみようと思います。
あとは基幹システムの月額利用料だね。例えばAmazon sesは1ヶ月あたり6万2000通までのメール配信は無料で、あとは1,000通あたり0.10USDかかるって。ざっくり1,000通あたり10円とか11円とかだね。例えば月に1000万通送ると、ざっくり追加料金で10万円くらい。

Kさん

シノブ

え、思った以上に安いですね。従量課金制なんだ。
そうだね。ただかかる費用はこれだけじゃなくて、何か機能を追加しようと思った時には別のサービスも使わないといけなくて、その月額利用料がまた別でかかってくるね。そのあたりの費用は必要な機能を一覧で出せば見えてくるよ。

Kさん

シノブ

あ、なるほど!例えば今回だと、スマホでメルマガ制作する時に、メルマガ内で使いたい画像をサーバ上にアップして、メルマガにカンタンに挿入できるようにしたいんですけど、そういう機能をつけようと思ったら別のサービスを使わないといけないよってことですね。
そうそう。そういう機能もそうだし、サーバとデータベースはリスク管理の面でも分けたほうが良いと思うんだけど、そうなるとデータベースはAmazon RDSっていうサービスを使うことになるんだよね。RDSは一定の容量までは無料だけど、保存するデータが多くなるとそこから費用が発生するのよ。

Kさん

シノブ

承知しました!では運用費用の目処をつけるためにも、まずは機能一覧をまとめてみます。
ちなみにフリーランスでシステムの保守・運用をしているエンジニアさんも知り合いにいるのですが、1件あたり20万円/月くらいでしたね。20万か~できれば低くしたいな~という気もしますが、サービスが止まったらそもそも終わりなので、それくらいはやはり必要になりそうです。

Kさんに色々とお話をお聞きして、色々と見えてきましたね。ありがとうKさん。

さらにお話を聞いてみると、メルマガの配信システム(配信自体を行うシステムと、それを操作する管理画面、あとはhtmlメルマガ用のテンプレート作成程度)だけなら1ヶ月半くらいでできちゃうそうです。どちらかというと分析計の仕組みを開発するほうが結構たいへんらしいですね。そうなんだ。ホント色々勉強になります。

このシステム開発もやると決めたので、まずは粛々と進めていきたいと思います!その様子はこのサイドラインズで随時ご連絡していきますので、ご興味有る方は引き続き何卒よろしくお願い致します!

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