せどりの主な販路はAmazon。販路としてのAmazonの圧倒的な3つの強み

せどりをする人にとって販路を確保することは非常に大事なことです。せっかく仕入れた商品も売れなければ稼ぎになりません。そしてせどりをする際に重要な販路になるのがAmazonです。せどりや転売の販路として多くの人が使っています。今回はせどりの販路としてのAmazonの有用性をご紹介していきたいと思います。

主な販路はAmazon。理由は販売力とFBAとモノレート

せどりをする人が販路としてAmazonを選択する理由は大きく3つあります。
それはAmazon自体の販売力が非常に大きいこと。FBA(フルフィルメント by Amazon)を使えること。そして最後はモノレートという関連ツールの存在です。1つ1つ解説して参ります。

国内通販シェアトップのAmazonを販路として安く使える

日本国内のECサイトでトップシェアを誇るのがAmazonです。201年の売上は1.3兆円で、前期比で14.4%も伸びています。日常生活に必要なものから、最近ではクルマまで帰るようにもなっています。そんなAmazonの販売力を自分のものとして活用することが出来ます。

僕も実際にAmazonを使って販売していましたが、Amazonの販売力にはビックリしました。地味な商品で、デパート等の店舗ではほとんど目につかないような商品でも、実はAmazonでは1日に何個も売れていたりします。その販売力があるからこそ、多くのせどらーに利用されています。

Amazonは販売者登録をすることで、自分の商品をAmazonで販売することが可能になります。登録時に必要になるのは「クレジットカード」「銀行口座」「パソコン」などです。実際に販売するとなると「プリンター」や商品発送に必要な「梱包材」なども必要になります。

Amazonでの販売(出店)は、Amazonのライバルサイトである楽天での出店に比べて非常に安く行うことが出来ます。以下におおまかに販売にかかる費用をまとめました。(Amazonでは大口出品者として販売しているものとします。)

  Amazon 楽天
初期費用 0円 60,000円
月額費用 4,900円 50,000円
販売手数料 8%~15% パソコン経由:2%~4%
モバイル経由:2.5%~4.5%

あくまでも大まかな費用の概算ですが、Amazonと楽天ではかかる費用にかなり大きな差があります。これもAmazonが販路として選ばれる大きな理由です。

せどりの販路としての大きなメリット「FBA」

Amazonをせどりの販路にする1番大きな理由がこの「FBA」という販売者向けのサービスです。FBAというのは「フルフィルメント by Amazon」の略なのですが、このサービスのメリットは非常に大きいです。

FBAは商品の梱包・発送・決済まで24時間365日Amazonが代行

ネットでモノを売るとなると大変なのが、注文を受けてからの作業です。購入者の住所に商品を発送するために、商品を梱包して、配送業者を手配して、購入者からの入金を確認して・・・などなど販売者は多くの作業をこなす必要があります。ですがFBAではこれらの作業を全てAmazonが代行してくれます。しかも24時間365日いつでも対応してくれます。

FBAを使う場合は、販売したい商品を一度Amazonの倉庫に全て納品します。その後の商品の管理・保管や、上記のような販売フローは全てAmazonが行ってくれます。例えば副業でせどりをしていて、日中は本業の仕事があるため発送などが出来ないという方でも、他のECサイトよりも迅速・丁寧に購入者のもとに品物を届けることが出来ます。ちなみに返品・返金の対応も全て代行してくれます。

Amazonブランドを活用して集客しやすくなる

FBAを利用することで、自分の出品している商品を「Amazonの商品」として販売することが可能になります。具体的にはAmazonプライムの対象商品になるのですが、プライム対象商品は送料が無料なので、他の出品者よりも商品が購入されやすくなります。

また「当日お急ぎ便」や「お急ぎ便」、「お届け日時指定便」に対応することができるのもプライム対象商品のメリットです。急いで商品を手にしたいユーザーは必ずプライム商品を選びます。

さらにプライム商品の場合は決済方法にも選択肢が豊富で、クレジットカードや代金引換、コンビニ支払い、ネットバンキング、電子マネー払いなどユーザーにあった支払い方法を選択可能です。

このようにユーザーにとってプライム商品はメリットが大きいので商品を検索する際の配送オプションで「プライム」を選択して検索することも多いのですが、Amazonプライムの対象商品しか表示されなくなるため、FBAを使わないことのデメリットは非常に大きいのです。

爆発的に売れるカートボックスを取得しやすくなる

Amazon カートボックス

①がカートボックスエリア

Amazonで何かを購入する時に、上記の画像のような画面を見たことがあると思うのですが、ほとんどの場合、この画面で商品をカートに入れていませんか?

実はAmazonでは1つの商品をたくさんの出品者が販売していることがほとんどです。ですがこの画面でカートに入れることが出来るのは、1人の出品者の商品だけなんです。多くのユーザーがこの画面で商品をカートに入れて決済に進むので、この画面上に自分の商品が表示されることで、商品を爆発的に販売することが可能です。

このエリアを「カートボックス」略して「カート」とせどりをする人の間では呼ばれているのですが、このカートを取るのは売上を伸ばす上でかなり大事な要素です。FBAを利用している出品者であることで、カートの取得率を上げることが出来ます。時には、他の出品者の出品価格よりも高かったとしても、FBAを利用していることでカートを取れるということがあります。

商品がいくらで・どれくらい売れているかを判断するモノレート

せどりをする人がAmazonを販路として使う理由の中の1つに「モノレート」というツールの存在があります。このモノレートというのはAmazonが提供しているツールではありませんが、Amazonの商品がどれくらいの値段で、いつ、何個売れているかを無料で調べることが出来ます。

せどりで商品を仕入れる際には、これらの情報は非常に重要な要素です。例えば身近なお店で安く売られているけど、Amazon上ではその倍の値段で売られているような商品を見つけたとします。Amazonで倍の値段で売られているので、その商品を仕入れてAmazonで販売すれば利益が出ると思われるかもしれませんが、もしその商品がAmazonで過去数年にわたって一度も売れていないような非常に人気のない商品だとしたら・・・。

こういう商品はせどりをしていると結構見つかります。商品の価格差が大きくて利益の出そうな商品を見つけたとしても、実際に売れなければ売上にも利益にもなりません。仕入れ値分マイナスになります。このようにAmazon上で処品がいくらで売れているのか、1ヶ月の間に何個くらい売れているのか、価格の変動はどれくらい起きそうか、他の出品者の増減はどうか等。せどりをする上で重要な情報をモノレートでは調べることが出来ます。

ヤフオクにはオークファンという同様のツールもありますが、個人でも利用できるECサイトでは、モノレートのようなツールは見当たりません。

せどりの販路としては総合力でAmazonが非常に使いやすい

せどりの販路自体はAmazonに限らず、多くのECサイトが候補に上がります。ヤフオクやメルカリ、ヤフーショッピング等、それぞれメリット・デメリットがあるのですが、やはりその中でもAmazonの総合力は高く、販路としてはまずはAmazonを検討してみて下さい。

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