ライターの宅野です。皆さんは、「思わず集めてしまうモノ」ってありますか?
私は読書が趣味なので、雑貨屋さんに行くとブックカバーを手に取ってしまいます。
そして、デザインがかわいらしいモノだとつい購入してしまい、家の中がブックカバーだらけになってしまったこともあります(笑)。
今では、ちゃんと専用のブックカバー入れを導入し、ひとつにまとめておりますが。
周りにも、手ぬぐい集めが趣味で棚1つ分まるごと手ぬぐいが入っていたり、帽子を集めるのが好きだという友人がいます。
今回、お話を伺った起業家・横路一樹さんも「思わず集めてしまうモノ」がありました。いや、むしろ“オタク”と言っても過言ではないレベルの収集っぷり。さらには、そのオタクっぷりが仕事になってしまったのです。
今回は、そんな“オタク”な横路一樹さんの生き様について前後編でお届けします!
レアモノをGETするだけで満足!なスニーカーオタクだった
現在、起業家として買い物同行サービス「FashionAttendant(ファッションアテンダント)」を運営している横路さん。まず、ファッションの世界へ足を踏み入れることになったきっかけを伺いました。
宅野「現在、スタイリストをはじめ服に関するお仕事をされているとのことですが、なぜファッションの道へ進もうと思ったのですか?」
横路「僕、元々は“スニーカーオタク”なんです」
宅野「スニーカー! よくテレビで靴箱にスニーカーがずらーっと並んでいる場面を見ますが、もしかしてアレですか?」
横路「そんな感じです」
おおー!久しぶりにスニーカー大好きな人と会いました。以前、勤めていた職場の上司もスニーカーオタクだったな……。
たくの
横路さん
たくの
横路さん
うひょー!ピーク時だと300万円も!でも、好きなモノだとお金を出してしまうんですよね。
たくの
横路さん
たくの
横路さん
スニーカーって履かないこともあるんだ……。そういえば、スニーカーオタクの元上司も「○○年代生まれのどこどこのスニーカーをネットで見つけましてね、思わず買っちゃいましたよ」って言っていたな。それで「履き心地は?」って聞いたら「いや、飾るだけです」とか言ってたな。あの時は意味が分からなかったけど、好きすぎる人からすると、レアものを見つけるだけで満足できるということなんだろうな……いや、すごいぞ「スニーカーオタク」!
スニーカー探しからフリマの世界へ
「スニーカーオタク」の横路さん、大学生の時にフリーマーケットと出会いました。この出会いが今の横路さんを作るきっかけになったのです。
たくの
横路さん
たくの
横路さん
フリマって「着なくなったものを売る」=「リサイクル」の印象が強かったのですが……。レアものを発掘するための“宝探し”という発想はなかったかもしれません。
横路さん
たくの
横路さん
そんなことってあるんですね!
横路さん
たくの
横路さん
たくの
横路さん
たくの
確かに、当時にしてみれば、ダメージジーンズはおしゃれだけど貴重なモノってイメージが強かったかも……。
横路さん
たくの
横路さん
ん?急に話が大きくなったぞ?
大学を中退、24歳の時に50坪の路面店でブランド古着店を立ち上げる
たくの
横路さん
たくの
横路さん
あまりの展開の速さにびっくりです。しかし、気になることがあります。
たくの
横路さん
たくの
横路さん
その、思い切りの良さを分けて欲しいです! 横路さんのお話を聞いていると、とにかく迷わず、サクッと行動していることでチャンスを掴んでいるように思えます。まだまだ波瀾万丈な人生を送る横路さん、後編でもさらなる展開が待っております。