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ペットボトル工場で11年働きつつ、気付いたら複数の副業を体験していた話

ペットボトル工場で11年働きつつ、気付いたら複数の副業を体験していた話

こんにちは。サイドラインズのアンリです。
みなさんは、「副業」という単語から、どんな仕事を思い浮かべますか?株式投資? 内職? それとも夜のアルバイト?

今回インタビューさせていただいた橋本さんは、「ライター」や「ブロガー」、「クラウドファウンディングコンサルタント」という、なにやらカタカナが多い難しそうな副業をされている方です。

そして今ではそれらが「副業」ではなく、「本業」になっているのだとか。今回はそんな橋本さんのインタビュー記事をお届けします。

橋本さんの略歴

本名:橋本憲太郎1983年生まれ。埼玉県在住。
男の子3人! の父親で、子供は上から12歳、10歳、9歳。
映画「ランボー」主演のシルベスター・スタローンに似ていることから、いつの間にか「ランボー」というニックネームで呼ばれるようになる。

\ランボーのことはよく知らない/(本人談)
(ブログにリンクしています)

高校卒業後、埼玉県にあるペットボトル工場で11年勤務。ペットボトル工場のオペレーター業務に従事しながらも、2006年よりブログを始める。
持ち前の「人の良さ」と「好きなことに対する知識の深さ」から複数の副業を依頼されるように。

2013年、ペットボトル工場からライターへの異業種転職を果たし
「AppBank株式会社」に入社。
http://www.appbank.co.jp/

ライター業務を3年間経験。主にiPhoneアクセサリーやガジェットなどのレビュー記事を執筆。

2016年、OFFICE Tim33(個人事業主)の代表として独立。現在は、ライター、ブロガー、クラウドファンディングコンサルタント、コミュニティ運営など幅広く活躍。

橋本さんの詳しいプロフィールはこちら
https://hashimoton.net/portfolio

今回は、ペットボトル工場で勤務していた時に副業を始めるようになったきっかけや、どんな副業を体験したのかなど詳しく聞いていきたいと思います。

様々な「副業」

ブログを始めたきっかけは「XBOX360」

橋本さんは2006年からブログを書き始めます。
ブログを書くきっかけとなったのは「XBOX360を応援したい」をいう熱意でした。2005年12月、Microsoftが発売した「XBOX360」は、海外に比べ日本ではまったくと言っていいほど注目されていませんでした。最近のゲーム機では当たり前のようにオンライン通話ができますが、「XBOX360」には10年以上も前から、その技術が搭載されていたのです。

橋本さんは、「なぜ XBOX360 の良さをわかってもらえないんだ!」「このテクノロジーの素晴らしさを知ってほしい」「この凄いゲーム機を知ってほしい」「更に言えば、Microsoftの日本法人はもっと宣伝に力を入れてほしい!」と憤慨し、勢いではなく、怒りが余ってブログを立ち上げました。

今まで作成した記事数はなんと約3,600記事以上!(うちプロとしてのライター記事は1,700記事以上!)

ゲーム機の機能や能力、新着ゲームのニュースなど、橋本さんが XBOX360 を中心に書いた記事は700記事にも及びます。そんな熱意が通じたのか、橋本さんのブログは「MicrosoftのXbox公式ブログ」に選ばれたことがあるのだとか。(凄い!)

当時のブログは、直接収入につながったわけではありませんでしたが「良いものを人に伝えたい」「応援したい」という気持ちが、現在の仕事の根底になっています。

パソコンやゲーム好きが噂になり、気がつくと副業に。

△Mac Bookに関するこの記事は、今でも多くの人に読まれているそうです。

XBOX360熱が落ち着いたころ、Apple製品を中心としたブログを新規で立ち上げた橋本さんは、いつしか周りの友人やブログの読者から、「パソコンに詳しい人」として認知されるようになります。

すると、ほどなくそれらの人たちからMac関連の製品やパソコンを購入する時などに相談を受けるようになりました。

その後も、噂が噂を呼び、直接面識のない人やブログの読者以外の人からも、知人経由でパソコン選びやセットアップの依頼を受け、気がつくとわずかながら収入も発生するようになっていきました。

趣味のドラムが、気付いたら副業に

ブログの執筆以外にも、趣味としてバンド経験があった橋本さん。そんな橋本さんの多彩さは、意外な場面でも仕事につながるようになります。

なんと、お子さんの通う幼稚園から、8月に開催される夏祭りで音楽の出し物をしてほしいと依頼を受けたのです。

「ギターで弾き語りはできるけど、それだけではつまらない。」

何かできないかと考えた結果、行き着いたアイディアが、「クラシックドラミング」でした。

「クラシックドラミング」とは、オーケストラの演奏に合わせてドラムを演奏するドラムパフォーマンスです。橋本さんは、YouTubeでイタリア人のプロドラマーが演奏する姿を見て、「これをやろう!」と練習を開始しました。そして迎えた本番。持ち時間は15分。演奏は大盛況で、 子供も大人も大喜びで幕を閉じました。

幼稚園のステージで、演奏することの快感を思い出してしまった橋本さんは、それからわずか2ヶ月後の10月。今度は、「会社のビアパーティーで演奏したい!」と、会社の総務課に申し出て、自分の力で演奏の機会を作ります。

10月の演奏に向けて練習をしていると、今度は別の幼稚園から「12月に開催されるバザーで演奏してほしい」との依頼を受けました。息子さんが通っていた幼稚園の園長先生からの紹介でした。

持ち時間はなんと「50分」。自分がドラムでどこまでできるのか試してみたかった橋本さんは、依頼を快諾し、無事に50分間の演奏を終え、「3万円」の報酬を得ることができました。

その時まさに「自分の可能性の広がり」を体感したそうです。

「フリーランスという立場で考えると、準備期間の工数も、報酬の対象として計算に入れなければいけないので、今はそこまで時間を割くことはできないのですが、当時は正社員としての収入が安定していたので時間コストを考えることなく、練習に時間を費やせました。」

まずは採算度外視で情熱を込めて取り組んだ結果、次から次へと新しい依頼に繋がることとなりました。

こうして改めて聞いてみると、正社員当時からバイトで自分の時間を売るのではなく「自分の商品」を売っていたことが、今の「フリーランス」という働き方の原点なんだなぁと感じますね。

「ペットボトル工場」から「ライター」になった経緯

震災で痛感。場所にとらわれる仕事のリスク

現在のどこでも仕事ができるスタイルを意識し始めたのは、2011年に起きた震災が影響しています。

当時勤めていたペットボトル工場は、震災の影響で壊滅。1~2ヶ月間は、工場内の片付けや掃除に時間が費やされました。

その時に、「場所にとらわれる仕事のリスク」を痛感。

また、橋本さんの実家は、沖縄、生まれ育った場所は北海道という背景もあり「ずっと埼玉にいる理由もないのではないか?」と場所にとらわれずにできる仕事の必要性を感じ、「場所にとらわれない仕事」を意識するようになりました。

情報収集と情報発信は、別アカウントの「Twitter」で

Apple系やテクノロジー系の興味のあることは常に情報収集を行いTwitterでひたすらリツイートしていました。

しばらくすると、会社の人もTwitterを始めるようになりますが、周りの人は知り合いの人同士で繋がるツールとしてTwitterを使っていたので、ニュース記事ばかりツイートしている橋本さんの投稿がとても目立ってしまいます。

自分の興味のある人との交流や自分の活動を同じ職場の人に知られるとなにかと面倒。活動のしずらさを感じた橋本さんは、2012年2月に別のアカウントを作りました。

別のアカウントを使って、会社外の人との交流をしたり自分のブログをツイートすることにより、世界が広がり、もっと外の世界に飛び出す為にブログを本気で始めてみようと思い始めました。

本気でブログを始めてみる

本気でブログを始めてみようと、2012年6月に「WordPress(ワードプレス)」を活用して、新規でオリジナルのブログ立ち上げました。

デザインの自由度が高く、1から構築しながら思い描くブログのカタチが実現ができるのがWordPressです。
WordPressに移行後、好きなゲームを止め、毎日Apple製品についてだったり、好きなことのについての記事を毎日書き続けていると、ブログやTwitter上でさらに交流が広がっていきました。

Apple系のブロガー2012年当時は人数が少なく、すぐに顔見知りになっていき、今よりも活発に交流していました。仕事を紹介したりされたりという交流はなかったものの、ブログの広告収入などで少しずつ収益が発生し始めます。

ブログを通した活動が充実すればするほど、本業の5日間と休日の2日間のギャップが大きくなっていきます。いつしか、本業の5日間に「違和感」を感じるようになってきました。

橋本さんを待っていた求人

ブログに本気を出し始めて半年後のことです。少しずつネット経由の知り合いも増え、成果も出てきた頃「AppleBank株式会社」から求人が出たことを知ります。AppleBank株式会社は、なかなか募集がなく橋本さんが、ずっと募集を待っていた会社でもありました。

「俺の為の求人だ!」「タイミング良すぎ!」と応募し見事「ライター」として採用されました。

本職をしながらも、環境を整えマインドを変えてきたからこそ、異業種転職の成功に繋がったのでしょう。

その後の橋本さん

見事「ライター」としての転職に成功した橋本さんは、3年間正社員として働いた後、独立。フリーランスとなり、ライターや「クラウドファンディングコンサルタント」など、幅広い場面で活躍しています。

フリーランスになって、どのような仕事をしているのか? どのように時間を使っているのか? など「ライター正社員」という働き方から「複業スタイルのフリーランス」という働き方に変わったことについては、後編の記事で聞いてみたいと思います。

後編はこちらから↓↓
http://sidelines.jp/post-1063

Profile image
長野県在住のライター山崎です。現在は、コワーキングスペースにて勤務しています。趣味は、アウトドア・キャンプ・音楽を聴くこと・温泉に入ること。週末は、家族で温泉に行くことが日課です。

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