やりたいことは全部やる。副業しながらダンサーを続ける方法

suzuki

ダンサーを続けていくために、非常勤保育士そして映画館のアルバイトとトリプルワークという働き方を選んだ鈴木さん。

前編の記事はこちら↓↓
保育士と映画館。夢を追い続けるためにダンサーが選んだ働き方

厳しいダンサーの世界で活動を続けていくための原動力はどこにあるのでしょうか?

好きなことを仕事を続けるための秘訣とダンサーにかける思いをインタビューしました。

suzuki

鈴木汐理さん

原動力は家族の存在

suzuki

舞台「おりょう」に出演する鈴木さん

今でこそ、好きなダンスを仕事にしている鈴木さんですが、進路について悩んだことがあったそうです。

毎日一緒に過ごしていた友達は、就職活動で苦労している。友達からは「就職大変だから早く就職活動した方がいいよ」などと進められ、このままダンスを続けて良いのか悶々とした日々を過ごしていた時期もありました。

しかし、一番身近な存在である家族だけは「ダンスをやっていていいんだよ」といつでも味方でいてくれました。

ダンスを続け、テレビに出たり、舞台に出たり、活躍の機会が増えるにつれて家族だけでなく友達や親戚も応援してくれるようになりました。

鈴木さんは、ダンスを続けられる理由を「一番は家族が喜んでくれること」と笑顔で語ります。

「祖父母や親戚がテレビ見たよって伝えてくれるので、それを聞いた母が喜んでいる姿を見ると私もうれしくなります。今までたくさん迷惑かけているから、母の笑顔を見たときに続けてきて良かったなと思えます。」
と語る鈴木さん

また、友達が応援してくれることも原動力になっているそうです。

「舞台を見にきてくれる人の生の顔や声に触れることが好きなんです。頑張れって言ってくれるともう後には引けないから、努力するようになるし口に出して活動を伝えていくことは大事かもしれない。」

またダンサーをしている友人の存在も大きいそうです。良きライバルであり、悩みや好きなことも似ているので、大きな支えでもあります。

ダンスの世界は人柄。人間力を高めることも大切

suzuki

よみうりランドのステージで踊る鈴木さん

ダンスの世界で仕事に繋げていくために大切なことは「人柄」

そう語る鈴木さんはいつもニコニコしていて元気で楽しそう! 人柄、笑顔、性格抜群です。日頃から心がけるこて大切ですね。

「ダンスのスキルを上げることはもちろん大切だけど、仕事に一本遅れただけでも信頼を無くしてしまうから、この人と一緒に仕事をしたいと思ってもらえるような人間力を上げることもとても大切。実際に人間力の高い人のところには、仕事もたくさん集まってきているし、生徒もたくさん集まってきているのがわかります。人間力の高い人は、ダンスに対しては真面目でストイックな人が多い。ダンスが本当に大好きで妥協しない、そして生徒の相談事には真面目に優しく丁寧に対応してくれる。」と鈴木さんは語ります。

鈴木さん自身もとてもストイック。仕事はどんなジャンルで発生するかわからない。仕事の幅を広げるために、ヒップホップやジャズ、タップダンスなどを習いスキルを向上しています。

「できないって思わずに、やりたいジャンルにどんどんチャレンジしていくようにしています。あと会いたいって思う人に積極的に会いにいくと自分のモチベーションも上がります。」

目標とするの人の近くにいること

会いたい人には積極的に会いにいく鈴木さん。

ある日ライブに行くとすごく魅力的なダンサーを見つけました。

気になった鈴木さんはすぐにその人のことを調べると東京でレッスンを始めることが判明。

すぐに、そのダンサーさんのいる教室に入会をしました。

その後レッスンをたくさん受け、その先生の作品にも参加しました。

そこでダンスの難しさ、楽しさ、頑張るを楽しむということを学ぶと同時に、今までの自分の甘さに気がついたそうです。

その先生は今も目標の存在となっています。

尊敬できる人が近くにいることで「いつかこの人と同じ舞台に立ちたい」という目標ができました。

目標があることで、日々のモチベーションを保つことができているかもしれない。

先生が会うたびにパワーアップしているので、頑張らなければといつも思いますと鈴木さんは語ります。

やりたいことを優先できる環境を選んでいく

suzuki

よみうりランドのステージで踊る鈴木さん

好きなことを仕事にしていくためには、「やりたいことを全部やってみること。」

やりたいことをやっていく中で心がけていることがあります。

それは「応援しようと思ってもらえる人になること」

やりたいことがあるのであれば全部チャレンジして、やりたいことを一生懸命する。その上でどんな仕事も手を抜かずに行うこと。

チャレンジしてみて、ダメだったらやめたらいい。

やりたいことは最優先なので、それを優先できない副業だったらやめた方がいいです。

非常勤保育士の時も、保育園を優先してしまっていた時がありました。

その時家族に「それではダンスをやっている意味がない」と言われ、勇気を出してダンスの仕事を優先する選択をしました。

すると、だんだんとダンスの仕事が入ってきたこともあったそうです。

「一生懸命にやっていると、いつか認めてもらえるようになると信じています。」と鈴木さんは語ります。

今後の目標

最後に今後の活動や目標について伺いました。

「ダンスを通じてたくさんの人の笑顔が見たい。」

「夢の1つに好きなアーティストのバックダンサーになりたいという目標がありました。その夢は叶いました。でも今度は、大勢の中の1人ではなくて正式なダンサーとして起用されたい。まだやったことのないことは全部経験してみたい。」と語る鈴木さん。

オーディションで通るには「運」も必要だそうです。

自分の強みを見つけてこれからももっと頑張りたい。」と笑顔で語る鈴木さんをこれからも応援したくなりました。

そんな鈴木さんが、出演する舞台が決定しました。

suzuki

よしもと×そとばこまち「のぶなが」

【日時】
2018年7月6日(金)〜8日(日)

【場所】
あうるすぽっと
東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F

【チケット発売日】
先行販売 5/13 10:00~5/14 10:00
一般発売 5/16 11:00~

詳細・チケット購入は以下のリンクから↓↓

http://sotobakomachi.com

SNSでのお問い合わせもお気軽にどうぞ↓↓

鈴木汐里さんFacebook

ダンサーとしての鈴木さんの活躍をぜひ見にきてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です