データベーススペシャリスト試験を活かして副業してみた

よーすけと申します。よろしくお願い致します。

国家資格のデータベーススペシャリスト試験と実務経験を生かして、知人の紹介でプログラミング講師として指導サポートを行っています。

そうです。プログラミング講師自体はデータベーススペシャリスト試験に合格していなくてもなれると思いますが、それがあることで単価が上がったり、呼べるお客さんが多少増えると思いますね。ネットワークスペシャリスト試験なんかと並んで、割と知名度の高い試験なんです。

古くから付き合いのある知人がプログラミングや資格試験などの講習を行うITインストラクターの会社をやっていて人員不足のため講師の手伝いを依頼されたのがきっかけで始めました。

私自身本業がエンジニアで大規模なシステム開発のデータベース設計や構築に関わっていたため、実際の現場で役立つ話しやトラブルシューティングなどを生徒に教えて欲しい、というのが要求された内容でしたね。

オンラインで自宅から受講するようなものではなく、教室に集まるプログラミングスクールの形式で教壇に立って説明をする仕事になります。

話す内容としては、IT業界で活用されているデータベース全般のノウハウや、私自身の今までの経験からお伝えできるナレッジなどが中心で、講習予定の1ヶ月ほど前から何を話すか事前にプレゼンテーション資料を起こしたりシミュレーションする必要がありました。

仕事が落ち着いていた時期を狙ってやっていましたので、平日の夜に何度か打ち合わせをしながら話しが進んでいきました。

正直思っていた以上に大変で、楽しさよりもキツイと感じる事が多かったです。普段の仕事の延長で簡単にできると思っていたのですが、分かりやすく伝わる資料作りでかなり行き詰った記憶があります。どうしても専門的な用語が多くなりがちになるので、変にハードルだけ高い印象を与えないように気をつけていました。

そのとおりです。でもそのおかげで得るものもありましたね。

講師をやる前は受講者の多くがこれからエンジニアを目指す若い世代が中心だと思っていましたが、実際やってみると10年以上IT業界に従事しているような方もいらっしゃいました。そのため質問される内容が現場でそのまま生かせるような専門性を持っていて勉強になりますし、事前にこちらも色々準備が必要なので知識の幅が広がりました。

また説得力のある説明を心がけていく中で、プレゼンテーション能力も少しずつですが高まったと感じています。

こちらが説明しているときに受講者の反応が薄いことがあり、やっていてそれが一番辛いです。

できるだけ興味を引くように資料から工夫してはいるものの、うまく伝わっていないことが多いのかもしれません。また講習自体は数時間と決して長くはありませんが、事前準備や打ち合わせに時間がかかるため、報酬以上に拘束時間が長いと感じています。

1回につき2時間程度の単発の仕事で、報酬額は30000円くらいですね。

そうですね。それはまぁ人それぞれ好き嫌いがあると思います。僕らは基本的には開発するためにパソコンと向き合うことが多いですが、このプログラミング講師の副業は、技術を通じて人と向き合える仕事なので、そういうのが好きな人には良いお仕事じゃないかなと思います！