こんにちは!サイドラインズのランボーです。
学生時代からフリーランス的な働き方をし、卒業後もフリーランスになるも体調を崩してしまった俵谷龍佑さん。
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時給900円のマーケティングのバイトに救われた俵谷さんは、さらなる安定を求め就職活動します。しかし、うっかり苦手な仕事を選択してしまったので、約半年で社内失業を体験するのです。
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より安定を求め正社員になるも半年で社内リストラ→1年後に退職
仕事は忙しかったのですが、生活が安定したこともあり、病気は改善。さらなる安定を求めて就職活動をはじめました。
就職活動は半年間にわたり、ついに内定が決まります。そこは激務で有名な会社でしたが、内定をもらったのでそこまで気にせず入社します。
そこは同じく広告代理店業務で、常に忙しい環境。広告の営業をしたり、膨大なデータを目視確認したりするお仕事です。
社内の殺伐とした雰囲気の中、アナログ極まりないですが目視で大量のデータを確認します。当然激務が続くとミスをしやすくなりますよね。
俵谷さんは、もともとADHD(注意欠陥・多動)の気があったので、大量のデータのチェックでミスを起こすことが増えてしまいました。
そんなミスが続くと、気が付いたら入社半年で仕事がなくなる状態に。朝出社しても仕事がない。仕方ないとはいえ、考えられない。
上司に辞める意思を伝えたくても、上司のアポがとれるのが1ヶ月後や2ヶ月後なんてのもザラな職場。なかなか辞めにくかったそうですが、めげない俵谷さんは、辞めたあとの準備をします。
実績のあるライティングのお仕事でアルバイトの契約をしたり、数社のメディアとライター契約をしたりして、会社を辞めた瞬間に仕事が始められるようにしっかり準備をしたのです。
やっと辞めることが許されたのは入社から1年後。有給消化時期には、面接をたくさんしたり、アルバイト先に出社したりしたそうです。
そして2回目のフリーランス生活が始まりました。
ブログ×イベント×ライターで夢を捉える
Webライターを本業としつつ、ブログで情報発信を続け、2016の頭より音楽イベントコミュニティ社会人音楽サークル ミュージッククラウドを立ち上げます。
このイベントは最低月一回のセッションイベントを愚直に続けており、さらに派生イベントである交流会も続けています。
基本は音楽が好きな人が集まる場所。そして、演奏ができなくても参加して楽しめることを重視しています。なので、以前楽器を演奏していた人や、たまーに楽器に触りたいんだよね。みたいな人も大歓迎なスタイル。
2年間続いている、かつじわじわ大きくなっているコミュニティ作りのコツについて聞きました。
集客はWebでガッツリする。そして、Webライターや広告のお仕事の経験を活かしてホームページを作り込んでいるとのこと。
同じセッションイベントだけやっていてもマンネリ化するので、楽器を弾かない人のためのカラオケ会や、交流会というなの飲み会も企画。
イベントを知ったとしても、行けるタイミングは人それぞれ違う。今日知っても行けるのは半年後かもしれない。イベントはそういうもの。続けるとタイミングがズレても参加できる可能性が高くなる。だから、「毎月最後の日曜日」の定期開催を続けています。
イベントごとにページを作ることによって、口コミや検索流入の入り口を増やしたり、キャンセル率を下げるためにお客さんのデータベース化や案内のチューニングなど、内部的な運営もガチでしているとのこと。すごい。
またイベントがキャンセルになっちゃったとしても、会場のカフェに行き、ご飯を食べて信頼関係を作る。こうした地道に礼儀を重ねることも忘れてないんです。
このイベント運営にかける時間は、平常時から1日1時間と決めてコツコツ知見を積み重ねているとのことです。
そんな音楽コミュニティミュージッククラウドは単体で周り出したので4月に法人化します。社内リストラにあった俵谷さんは、自らが立ち上げたコミュニティで社長になるのです。
複数の事業を手がけるためのフリーランス生き残り術
イベント運営やライター、雑草茶(先日第1回目のイベントを行う)など、いろいろ手を出している俵谷さんに、フリーランスとしての生き残りの方法を聞きました。
まず、ひとつの仕事の収入比率をできるだけ下げること。
10万円の仕事を5つと、5万円の仕事を10個なら、迷わず後者を選ぶとのこと。
また、収入を途切れさせないために情報には常に触れておく。バイト探しのアプリであったり、クラウドワークス系に登録をしておいて、つねに募集が来るようにしておく。仕事があって安定しているからといってミュートせずに、情報が自動で入ってくるようにしておくと、いざというときにゼロから探さなくてよい。
まとめ すべては音楽をやるための行動
ライター仕事もイベントも戦略的に活発に行う俵谷さん。ドラマーである俵谷さんがイベントを仕掛けるのには、ある目的があります。
それは、コミュニティを作っておけば、いざ自分が演者になったときにすでにお客さんが沢山いる状態を作れる。とのこと。バンドを作って愚直にゼロから集客するのは難しいですが、すでに音楽コミュニティのハコができていれば、初ライブから数百人集められる。これはすごいことです。
戦略的でなおかつ地道な努力を続ける俵谷さん。音楽が好きな人はぜひイベントに顔出してみてはいかがでしょうか?
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