せどりの平均の利益率は10%~30%

せどりをするとなると気になるのはその「利益率」ですよね。せどりをこれから始めようとしている人はもちろんですが、既にせどりをしている人も「自分の利益率って高いの?低いの?」「利益を上げるためにはどうしたらいいんだろう」と疑問に思っている方もいらしゃると思います。

今回はせどりの利益率のおおよその相場と、利益率を上げるための方法をご紹介していきたいと思います。

せどりの利益率は扱う商品ジャンルによっても異なるが平均で20%前後

せどりをしていた頃、いくつかのせどりのコミュニティやセミナーに参加しましたが、その中で言われていたせどりのおおよその平均利益は20%前後でした。僕自身がせどりをしていた頃は、閉店セール品なども狙って仕入れを行っており、利益率が20%を超える月も多かったですが、普通の仕入れでは20%前後です。

利益率は売上が上がるほど落ちていく傾向にあり、月商は200万前後の人の場合は20%という人も割といますが、それ以上に売上が上がっていくと15%、月商で1000万を超える人になると利益率10%前後になっていきます。

ちなみにここで利益率と表現しているのは粗利のことを指しています。

新品の商品を扱うせどりは利益率は低くなりがち

一般的に新品の商品のせどりは利益率が低くなると言われており、閉店セールでも無い限りは利益率は15%~20%くらいが目安となります。安く仕入れて高く売るのがせどりの基本ですが、新品の商品はやはり安く仕入れをするのが難しい傾向にあります。新品の商品を扱うメリットとしては、出品時の検品の手間が省けたり、中古に比べて売れやすく回転率が高いことがメリットなので、利益率が小さくても回転を早くして確実に利益を上げていくことに向いています。

中古品のせどりは利益率30%前後が相場

中古の商品は回転率が落ちやすく、商品コンデイションを細かく確認して詳細に説明をする必要があったりと新品の商品に比べて手間がかかる側面もありますが、利益率を高くしやすいというメリットがあります。特に実店舗での仕入れでは利益率が30%を超える商品を仕入れできることもよくあります。

実際に僕も中古の商品を扱っていたことがありますが、その頃はハードオフなどで売られている中古のプリンタや無線LANのルーターなどのPC周辺機器で実際にちゃんと動くものを仕入れて売っていました。その際に動作の確認をする作業は「検品」とよばれていましたが、確かに動作確認のひと手間はかかるものの慣れてしまえば難しいことではなく、利益率を上げられる(というより仕入れ値をグッと抑えることが出来る)ので非常にありがたかったですね。中にはジャンク品と呼ばれるものを仕入れて売るという手法もありました。

買取になると利益率50%も

僕自身は副業でせどりを1年ほどやった後に「買取業」にシフトしていきました。一般的なせどりとは異なりますが、小売という点では同じです。仕入先が実店舗やネットショップではなく個人のお客様になるというところが大きな違いですね。買取は利益率が非常に高いのが特徴で、どんな商品でも、利益率は50%は確保出来ていました。大手のリサイクルショップや古本屋などだと売値の10%などで仕入れることもあり、買取業界はせどりに比べて、利益が非常に大きいビジネスでした。

以前に比べてメルカリやラクマ、ジモティなどCtoC(個人間取引)のサービスが充実したこともあり、利益率は徐々に落ちてきていると言われていますが、CtoCサービスと買取ではお客さんの利用目的が完全に一致するわけではないので、まだまだ安定した高利益のビジネスであると言えます。

せどりの利益率の計算は丁寧に

せどりの利益率の計算は全部自分で行おうと思うと非常に手間がかかります。ですが、せどりにおいてこの利益率を始め、売上金額や入金金額、入金日を把握しておくことは非常に重要なことです。キャッシュフローが一番大事なビジネスなので、副業であれ専業であれ、自分の商品と売上の管理は徹底するようにしましょう。

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