キャリア10年のリペアマンが仕掛ける「自然体」のブログ集客術

こんにちは!サイドラインズのランボーです! 皆さん、「ブログ」と聞いてどんなイメージをしますか? 副業?ブログで稼ぐ?不労所得?会社辞める? 今回は、ブログを副業としてではなく、自分の事業のブースターとして機能させている方のご紹介です。 住宅補修を行う会社に軸を軸にしつつも、ブログを使って個人事業主としてのスキルを積み重ねている「ひらのたけし」さん。 そんなブログ単体では稼がないけれど事業をブーストしている好例をご紹介します。

会社に所属していながら、半分個人事業主なひらのさん

ひらのたけしさんは、神戸在住のリペアマンです。 リペアは、新築のアパートなど建築途中に、穴を空けてしまった、傷をつけてしまった床や壁を新品同様に直すお仕事です。 ある程度の補修が予想されている場合と、予想していないダメージを急ぎで補修する場合があります。 10年の経歴があり、会社で住宅補修部署を立ち上げ、事業部長の立場。 しかし、ひらのさんは事業部長もやりつつ半分は個人事業主として、会社では請けないようなリペアのお仕事をしています。 個人で請け負うのは、ブログ経由で依頼されるお仕事ばかり。 それくらい、リペアに魅入られているような気がします。 そんなひらのさんの、個人で仕事を請けるためのブログ戦略を解説しましょう。 リペアブログ→関西 住宅の補修工事なら神戸のバードマン・リペア | 世界・全国どこへでも駆けつけます!

ネットに縁がなさそうな「住宅補修」ジャンルのブログ戦略

ひらのさんのリペアブログは、WordPressで作られています。 もともとブログやサイト作りをしたことがないひらのさんでしたが、ある日思い立って調べながら自分で立ち上げたとのこと。やばい。 特徴は以下です。

  • 広告を貼っていない
  • 記事数は77記事(執筆時)と多くない
  • 多言語化している
  • サイドバーに予定を入れている
  • 記事末尾にLINEと電話番号を入れている

2016年の4月に開設し丸2年が経っていますが、記事数は77記事ほどとそれほど多くはありません。 それでも検索で引っかかり、連絡がくるのは理由があるんです。

実績を事細かにブログで報告し、オンリーワンのコンテンツに

ひらのさんがブログで記事にしている内容は、ネット上ではあまりないマニアックな情報です。 しかも、この内容は普段会社で請けていない内容も多く含まれています。同じような事例がインターネット上の情報としてあまりないので、検索で引っかかりやすいのです。超ブルーオーシャン戦略ですよね。 リペアのビフォーアフターが写真でハッキリわかるので、コンテンツとしても、ひらのさんの信用度としてもとてもわかりやすいものです。 同じリペア内容を何度も記事にしません。なので、記事数は77記事と決して多くないですが、十分尖ったコンテンツとして通じるのです。 ひらのさんと同じくリペア経験が10年以上の人はたくさんいます。しかし、情報発信しているリペアマンはほぼいないので、ひらのさんが目立ち、仕事の依頼が来ます。

補修前。床が変色しています。

補修後。変色が消えています。マジかよ。

週に一回以上、仕事の連絡が来るにはどうしたらよいのか?

バードマン・リペアブログは、読者が安心して連絡できる動線があります。これを無意識にやっているひらのさん。正直嫉妬心が芽生えています(笑) サイドバーに、補修依頼をする際の手順をシンプルに入れています。これはお問い合わせページを貼り付けるだけ貼り付けておいて、何を問い合わせてよいかわからないページとは雲泥の差です。(反省) さらに、注意事項もサイドバーにサラッと載せています。見せ方が自然なので、嫌味がありません。すごい。 さらに、PCで見たときも、スマホで記事を見たときも、補修内容の実績を知りページを移動せずに依頼や問い合わせに移れます。これはすごいことです。 さらに、記事下には電話番号とLINEのIDが載せてあります。 リペア記事を読んで、「この人に頼みたい!!」となったらすぐに連絡できる仕組みが整っているのです。 そうこうしている間に、イギリスからもリペア依頼が来ます。そうです。ひらのさんは英語ペラペラなので、海外でも仕事ができるんです。

イギリスからリペア依頼が来る快挙

フランス人の奥様と国際結婚をされているひらのさんは、日常的に英語を使っています。 そんなひらのさんはイギリスにリペアで出張しています。ブティックからの依頼と、飛び上がるほど嬉しい案件だと思いますがさすがにプロは冷静です。 海外から仕事の依頼が来たときにどう対象して、請ける基準や気をつけておいたほうがよいことについて記事を書いています。 補修屋が世界で仕事をするためのまとめ | 関西 住宅の補修工事なら神戸のバードマン・リペア 実際にどのように仕事を遂行したかもブログでまとめてあるので、ニッチ産業で海外の依頼を請けてみたい方はチェックしてみるとよいでしょう。

ネットだけではなくリアルでも教える。大好評のリペア教室

出張リペア教室の様子

ひらのさんはブログで宣伝しリアルでも実績を積み重ねていくと、「補修を教えてくれ」と依頼されるようになります。 リペアの世界は、師匠がいないとなかなか独学では難しい分野です。教科書などないですし。 そこでひらのさんが、テーマを絞ってノウハウのすべてを出し尽くします。 一対一か、二対一の少人数で行う教室なので、より深く学べます。出張費を頂き、県外にリペア教室をしにいくことも。 先日のGWでは長期休暇を利用してリペア教室の生徒を募りました。その様子もブログで書いているので、さらなる信頼を得られているんだと思います。

ネクストステージ。補修から芸術作品作りへ。モルタル造形へ

補修に魅せられたひらのさんですが、最近新しい技術を習得中です。 それはモルタル造形です。 リペアは「マイナスをゼロに近づける技術」ですが、モルタル造形は「ゼロをプラスにする技術」です。補修というよりは芸術。 なんとなく住宅関係なので、近いのかな?と思いきや属性が全然違うんですね。

全部モルタル。意味不明。

まだまだ修行中ですが、自己投資を惜しまず新しいスキルを身に着けられるのも、ブログから個人事業主としての稼ぎを生んでいたからにほかなりません。 リペアの世界ではインターネットを駆使して自然な集客をしていたひらのさんは、新たな価値を生むべく今日も奮闘しています。

そんなひらのさんですが、フランス人の奥様と国際結婚をされていて、さらにフランスの実家の親御さんが所有している家を泊まれる田舎宿として集客すべく奮闘しています。以下の記事も引き続き御覧ください!

シャンパーニュの家を泊まれる宿に!「フランス田舎宿プロジェクト」

 

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