こんにちは!すっかりブログも「クラウドファンディング」に寄せたランボーです。 みなさん、突然ですがコミュニティ作りに興味ありますか? 昨今はオンラインサロンが流行しているので、コミュニティ作りの話を耳にしたことがある人もいると思います。昔からいえば、主婦の井戸端会議(今あるのか)もコミュニティっちゃコミュニティですよね。町内会もそう。 そんなコミュニティ作りを2017年の9月から南アルプスではじめ、今着実に成長してる運営者のご夫婦をご紹介します。 おふたりは、不登校である子供達の居場所を作りたいと考え、スタート。すると様々な化学変化がおこり地域の方の憩いの場となりました。
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周りを巻き込む復業のカタチ「金丸文化学園」で子供達と親の居場所作り中
ここからは、金丸文化農園について、深掘りしていきます。
不登校の子どもたちの居場所
金丸さんは、さくらんぼと桃を作る、金丸文化農園の二代目園主です。 4人の子供が全員不登校という状況から、夫婦で悩んだり、もがいたり学んだりして、「学校に行かない選択をしても大丈夫!!」ということがわかって来ました。 それまでよいと思い込んでいたものが、ただの押し付けに感じられたり、必要でないと思い込んでいたものが、子供たちに本当に必要なものだったり。 今まで持っていた常識がガラガラと音を立てて崩れていき、起こる現実に対しての感じ方が変わってきました。
そんな時、同じように悩み苦しんでいる人たちに「こんな考え方もあるよ」「同じ悩みを持っている人が近くにいるよ」と伝えることができる集まれる場が欲しいと奥さんが言い出したのです。 そんな思いから、以前お父さんが使っていた選挙事務所を片付け、金丸文化学園はスタートしました。
食をキーワードとした居場所作り
金丸さんがまず最初に考えたのは「食」。 食を中心とした活動をしようと考えました。 ただ集まってご飯を食べる。特別なイベントや学びを作り上げなくてよい。ただご飯を食べる会を積み上げました。
豚汁の会、たこ焼きの会、お鍋の会。 大人は500円など材料費を集めるますが、子供は基本的に無料。 このイベントの時も、自分の子供は参加自由のスタンスは崩しません。 「みんないるから来なさい」 「せっかくのイベントなんだから来なさい」 それが嫌で学校に行かない子どももたくさんいます。押し付けは誰かのためなのか?を考えるとわかることがたくさんあるんです。 そんな、ゆるさが許される場所作り。 「子供達のため」の本質がブレていないからできることだなと思います。 また、この空間では怒られることがありません。 何をしても怒られないし、怒る大人もいません。 そんな「安全な場所」を作らないと、子どもたちは近寄らない、大人のエゴの場所になってしまいます。そんな運営の仕方をしていると、すぐに誰も寄り付かない場所になってしまうでしょう。
子どもだけではなく親や地域の人の憩いの場に
イベントを積み重ねるうちに、この場所をかけがえない場所として思ってくれる人が増えてきます。 何度か集まるうちに、コアな人が出てきます。そう、金丸文化学園を一緒に作り上げてくれる仲間が増えてくるのです。 本棚を作って読んでない本を寄贈したり、その本を借りられるようにしたり。PCをセットしてみんなが使えるようにしたり、床に木を貼り付ける、壁を塗るなどの大規模DIYをしたり。
金丸夫妻だけではなく、周りの人も、「こうしたい!」「ああしたい!」と自分ごとに捉えて活動しています。
もっと使い勝手がよくなるようにクラウドファンディングに挑戦中!
そんな金丸文化学園ですが、食を中心としたイベントを行っているのにもかかわらず、この場所にはキッチンがありません。 1年間事務所を手作りで運営してきて、自分たちにも周りの人たちにもかけがえのない場所になりました。 さらにこの場所を快適にしたい、もっと食にフォーカスした場所にしたい。 そんな思いから、クラウドファンディングを立ち上げました。(ありがたいことにランボーも制プロジェクトに関わらせていただいています) 想い先行で行われるクラウドファンディングはたくさんありますが、1年間積み重ねて手応えを感じて行うプロジェクトです。 これまでのイベントの様子はFacebookページにあるので、ぜひチェックしてみてください。 →金丸文化学園 – ホーム クラウドファンディングプロジェクトページはこちら→【南アルプス】子どもと大人の居場所「金丸文化学園」にキッチンを設置したい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)