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離職ゼロの美容室「Dears(ディアーズ)」経営の仕組みは副業から学んだ

離職ゼロの美容室「Dears(ディアーズ)」経営の仕組みは副業から学んだ

こんにちは!サイドラインズのランボーです。

全国展開を目指し、たった2年で38店舗展開し、それだけではなくスタッフの離職率0%、リピート率90%と有り得ない数値を叩き出す美容室Dears(ディアーズ)を経営する北原孝彦さん。

しかし、さかのぼること4年前、雇われ美容師時代に成功したアフィリエイトで独立するも、その生活は空虚なものでした。

北原さんのお話前編はこちら↓

美容師の数倍の収益を副業アフィリエイトで稼ぐ方法

副業が上手く行き過ぎてジャンプを読むだけの生活に

アフィリエイトで独立し、戦略も行動もすべて自分でコントロールできるようになった北原さん。

仕事で外に出ることがないので、だんだんと家に引きこもるようになります。毎週出るジャンプを買い、読むだけの日々。

ネットで売上をチェックし、ジャンプを読む。ただ、それだけの生活をしていました。

人は人に必要とされていると感じないとダメになる

絶望している様子
※イメージです。

その時の様子を、北原さんはこう語ります。「人は、どんな形であれ人に必要とされていないと、どんどんダメになっていくことを、身をもって体感しました」と。

小さく実験を始めることを決心

北原さんは、孤独から思わぬ闇に飲み込まれそうになりましたが、人と関わるために、一念奮起しある実験を始めることを決意します。

それは「美容室の経営」でした。

独立から10ヶ月後の2014年10月。北原さんは物件探しから始めます。そして、半年後の2015年4月、地元長野でついにDears1号店をオープンさせます。

Dears完成時、北原さんのブログでの言葉を引用します。

これから沢山失敗していくと思います。
すでにお店ができるまでに何個も失敗しました(汗)
取り返しのつくミスから、「やっちまったぜ!!」というミスまで(激汗)

それでも、くじけずにここまで形にできたのは、
応援してくださる方が周りにいて、背中を常に押してくださったおかげです。

本当にありがとうございます。
これからも、臆することなく、沢山失敗して成長していこうと思います!

この「失敗していい」という決意が、北原さんを、そしてDearsを唯一無二の存在にしていきます。

2015年4月の開業から、2018年2月上旬時点で38店舗までに成長したDearsの恐るべきシステムを紐解いていきましょう。

副業のアフィリエイトの仕組みを美容室経営に応用

なぜ美容室を経営しようと思ったか?それは「アフィリエイトの仕組みを応用して戦略を考えた際に、最適な商材だったから」と言います。

次なる商材は「美容室」だった

Dears 北原孝彦

アフィリエイトは、ネットを使ってモノやサービスを売る仕組みです。アフィリエイトのビジネスでしばらく生計を立てた北原さんは、このままでは上位のアフィリエイターには勝てない。と悟ったそうです。

稼げる、人気があるアフィリエイト商材はそもそも競争率が高いです。皆が狙っているものはレッドオーシャンなので、よほど労力をかけないと勝てない。

そこでアフィリエイト商材に見立てて美容室を経営することを決めます。

Webでしっかり集客し、サービスの予約にコンバージョンさせます。美容室はリアルなものであり、ネットを介した商材としては、なかなか参入されにくいのが大きなメリット。

美容室のネット集客といえば、大手の予約サイトを経由して予約されることがほとんどですが、Dearsはあえて予約サイトのシステムには登録せず、独自のホームページだけで集客しています。

売上とスタッフの幸せを両立する仕組みとは?

Dears新前橋
△直営店は基本個室

Dearsは、お客様はもちろん、スタッフが安心してのびのび仕事ができる仕組みを実践しています。その一部を紹介します。

  • 完全予約制で目の前のお客様に集中できる
  • 基本個室で、お客様がリラックスできる空間
  • スタッフが専用で使う個室
  • メニューをごくシンプルにし、即戦力へ
  • 仕事が終われば帰ってOK
  • 予約がなければ出社しなくてOK
  • スタッフのご両親は無料で招待<
  • スタッフ全員で行く「ご飯会」は会社全額負担

と、これまでの常識と言われた出勤体勢を完全に壊し、スタッフの満足度を最大限高める工夫がされています。

Dearsは完全予約制です。あらかじめスタッフが休みの日を決めておけば、そこに予約が入ることはないので、3連休を取って旅行に行けますし、子どもの学校の用事にだって行けます。

また、スタッフを立派な美容師にしてくれたご両親も無料招待でサービスを提供。営業時間外に招待し、感謝の気持ちで施術します。
Dears

さらにユニークな福利厚生があります。スタッフ全員で行くご飯会もDearsが負担。条件は「全員で行くこと」。これにより、グループや派閥が出来ないので、良い循環だとのこと。スタッフはビアホールにいったり、ちょっと贅沢に美味しいもの食べたりと、楽しんでいます。

Dearsご飯会
△ご飯会の様子。北原さんのLINEに送られてくる(笑)

「最初はご飯会に呼ばれてたんですが、最近はめっきり呼ばれなくなりました(笑)でもイイんです。ボクがその場に居ないほうが盛り上がるし、仲良くもなってくれるんで」

働きやすい環境を維持するシンプルなルール

スタッフが働きやすい環境づくりのため、社内のちょっとしたルールや細かいことにもこだわっています。

北原さんいわく「スタッフは業務上は基本1人で仕事。まわりのスタッフへの気遣いや善意をできるだけゼロにするようにしています」

例えばタオルを畳む仕事。あえて、「自分の分しか畳んではいけない」とルール決めしています。なぜなら、最初は「時間があるからみんなの分もやってあげる」と善意から余分に作業していても、だんだんと「なんで私ばっかり」と不満を漏らすようになるからです。

なので、最初からやらせない。タオルは自分が使う分だけ乾燥機から出して畳んで持っていく。自分のことは自分でやる。これを徹底しています。

今年は雪が多いですが、駐車場の雪かきも「自分とお客さんのエリアだけ、お客さんがくる15分前に雪をキレイにしとく」のようにルール決めしています。

トイレ掃除も、その日一番最初に上がるスタッフがする。とだけルール決め。必然的にまだ予約が少ない新人がやることになりますが、日によって皆それぞれ上がる時間が違うので不満も出ません。

このように、細部に渡り自分のことは自分でするシンプルなシステムを活用しているので、Dearsには基本店長が居ません(直営店)。一人ひとりが責任者であり、個でお客さんに対応するので店長が必要ないんですね。

美容室業界に限らず、接客業でのマネージャーの仕事はだいたい「人間関係の調整」です。相談に来る回数が多ければ多いほど、マネージャーはお店の売上や戦略にかける時間がなくなり、スタッフの相談役になってしまうことが多いそうです。

なので、そもそもスタッフ同士の摩擦がないように仕組みを整え、お客さんに集中する体勢を整えています。

また、ネットでバリバリ集客しているので、店内もIoTを駆使しているのかな?と思いましたが、レジや予約表は以外と超アナログ。紙で管理していました。

完全予約制なので1日、1ヶ月の枠が決まっています。予約が入ればそこに書き込み、休みを取りたければ線を引く。終わり。紙の方が圧倒的に速くシンプルです。

とはいえ、独立は全力で応援

スタッフの待遇が良すぎるので、「Dearsは優秀なスタッフを囲い込んで、利益を追求しているんじゃないか?」と思うかもしれません。いわゆる「牙を抜く」形ですよね。大手企業に多いアレです。

しかし、Dearsはスタッフ独立を受け入れ、むしろ応援しており、こんなルールを儲けています。

  • そのスタッフについたお客さんは全員連れて行ってOK
  • 薬剤も全部卸します
  • 独立の準備は全力で応援
  • フランチャイズ代は1割頂きます

これだけ。

先日もDearsから1人のスタッフが独立したのですが、初月の売上が1人で118万円と、Dearsのビジネスモデルではいきなりアッパーを叩き出しました。

スタッフの生の声

特別に、Dearsスタッフのリアルな声を載せます。

北原さんが「入社して働いてみてどうだい?」と聞いた答えです。

アフィリエイトの複業と美容師向けセミナー

Dearsを堅実に、しかしチャレンジングに経営している北原さん。そういえばアフィリエイトや、ほかの複業はどうなっているのでしょうか?

「アフィリエイトは、利益の出ているサイトの『ドメインを更新するお仕事』だけやっています。ほかは、そのまま更新せずに閉じてますね。」

お、おう。さすがに500あったサイトをすべて維持するのはありえない労力がかかるので、そのまま閉鎖なようです。

また、依頼があれば講師業もしている北原さん。自分自身の沢山の失敗談や、「楽しいことをやっていこう!」とメッセージを発しています。

美容師向けにはDearsの理念やビジネスモデルを語り、スタッフとフランチャイズとの出会いの機会を作っています。

また、積極的にFacebookや個人ブログでも近況報告をしていて、北原さんのビジョンに共感した方はスタッフ希望で連絡をしてきたり、フランチャイズの相談が来たりするそうです。

北原孝彦が目指す完結型事業とは?

Dears経営者、北原孝彦氏の脳の一部を紹介してきましたが、少しは伝わったでしょうか?まだまだエピソードがあるのですが、それはまた別の機会で。

最後に、北原さんが掲げる完結型事業の考え方を共有します。

通常、美容室だけではなく事業というものは、「伸び続けることを前提」とし、毎年の数字を立てて行きます。

しかし、Dearsでは売上目標はもちろん、朝礼や終礼ミーティングなどなく、スタッフの数字の話はしないそうです。

なぜなら、数字を目標にするのではなく、環境とスタッフの還元が一定のラインまで必ず行くように構築しているので、上へ数字を伸ばし続けなくてよいのです。

数字を伸ばし続けるとなにが起きるかというと、「必要以上の人材を集め、拡大し続けなけなければならない」と考えています。

完結型だからこそ、一度くみ上げていけばそのまま仕組みとして組織が成長していき、北原さん自身がそこに縛られることなく、ほかの事業に取り組めるのです。

圧倒的な仕組みづくりとアフィリエイト戦略の応用でスタッフとお客さんを幸せにする北原さん。

彼の経営者としての考えや日々の気付き、フランチャイズとの相談の様子はFacebookやブログで日々記録しているので、ぜひチェックしてみてください。

スタッフやフランチャイズも随時募集してるとのことなので、問い合わせてみてはいかがでしょうか?優しいですよ。

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髪質改善美容室Dears(ディアーズ):誰もが憧れる艶髪へ

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クラウドファンディングコンサル・ライター・ブロガー。ブログは12年目、ライター歴5年。これまで3,500記事以上を作成する。そのうちプロライターでは1,900記事ほど書き、モノ紹介は1,000記事以上。
ブログ/旅/キャンプ/温泉/神社が趣味で、グッズやアクセサリーなどモノを通して好きなことを伝えるのが生きがい。
1983年生まれ、札幌出身、埼玉在住、沖縄が実家のフィリピンクォーター。

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